内容説明
子どもがネットいじめや出会い系犯罪に遭わないかと不安ですか?だからといってケータイやネットを禁止しても何の解決にもなりません。「わからない」ことに起因する不安は、情報モラルとリテラシーの基本を知れば解消するのです。こわがらないでケータイを道具として使いこなすため、親子ともに身につけておきたい15の知恵を紹介します。
目次
第1部 ネット世界の子どもたち(親子の認識のギャップ;出会い系サイトや、知らない人との出会いが不安;リアルな友だちづきあいが苦手になっているのではという不安 ほか)
第2部 子どもをリスクから守る15の知恵(ネットとリアル、両方の知恵で犯罪を防ぐ;ネット、ケータイのデビューは怖がらない、焦らない;「これだけは子どもに教えよう」―情報モラル教育リスト ほか)
第3部 社会の取り組みと今後の課題(学校教育の役割;ネット業界の取組み;これからの課題と展望)
著者等紹介
加納寛子[カノウヒロコ]
山形大学学術情報基盤センター准教授。専門は情報教育、情報社会論。子どもの安全を守るための情報活用・教育の研究、講演活動などを行う。1971年生まれ
加藤良平[カトウリョウヘイ]
情報ハブ株式会社代表取締役。技術系ライター。主なテーマはネット関連のほか、技術動向、数の雑学、組織論など。1958年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MasakiZACKY
2
インターネットの進化と子供たちによるその使用に戸惑う大人たちへ、アドバイスを送る一冊。ぶっちゃけ借り間違えた本だったのだが、それはそれで自分からは読まないタイプの本を読めた。タイトルには「ケータイ不安」とあるが、パソコン含め割りと広くに適応されうる助言の数々。そこまでやるか?という助言も多いが、ここまで広く深くなった情報環境、日本の学校での稚拙な情報教育を考えれば、現実問題としてそういう家庭教育が必要なのか。そういう意味で「子どもをリスクから守る15の知恵」はよい資参考料となる話だった。2012/06/10
空
0
ギャル文字とか、いまからついていけてない・・・。本のとおりやるかというのはともかく、一度こういうことをしっかり考えておいたほうがいいんだろうなーと思います。2009/08/06