内容説明
職場の部下が、同僚が、上司が「うつ病」になったとき、周りの仲間はどう対処したらよいのだろうか―。いま「うつ病対策」は、本人や家族だけでなく、職場=会社にこそ求められている。「こうすればよい」という正解がないなかで、「職場うつ対策」のケーススタディが、会社・社員の双方に“いい関係”をもたらすヒントになる。
目次
第1章 カギはトップの判断に
第2章 システムをどう作るか
第3章 戸惑う社員と向き合う
第4章 当事者のこころ構え
第5章 療養している社員への対応
第6章 揺らぎの淵から
著者等紹介
荒井千暁[アライチアキ]
産業医。日本能率協会経営研究所「経営革新提言」シニア・アドバイザー(2008年・2009年)。新潟大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科修了。同大学病院物療内科を経て、1995年から産業医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Take@磨穿鉄靴
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積読の一冊だったが職場での今日の委員会で参考になるかと読み散らかした本が多数あるなか急遽読む。著者は産業医で、いろんな事例を個人、企業が特定出来ないよう配慮して作成したうつの社員を取り巻くショートストーリーを集めたもの。ハラスメントについて社内に相談窓口があっても実際には使われない。ネットで調べてもそんな職場は多いらしい。期待もされていない。でも本気で熱量もって取り組もうと思っている職員の一人にまず私からなろうと思った。委員会は午後。問題は他の委員との温度差。いやまわりは関係ない。1人でもやろう★★★☆☆2021/08/06
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