内容説明
言葉にならない世界を言葉にする。『般若心経』と格闘すること四十五年の著者が、新境地を明らかにし、経典の新現代語訳を初めて提示する。荒廃する現代に再び豊饒な精神世界を蘇らせる手立てはあるのだろうか。厳しい坐禅修道の体験に裏打ちされた松原流経典解説の真骨頂。
目次
第１章 心のはたらき、心の旅立ち
第２章 無生心、無住心を体得する
第３章 文学に見る自分さがしの旅
第４章 現象にとらわれない
第５章 自分時計を発見しよう
第６章 智慧の完成―修行と実践と
著者等紹介
松原哲明［マツバラテツミョウ］
１９３９年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学修士課程修了。会社勤務を経て、三島・龍澤寺で禅修行。現在、龍源寺住職。「南無の会」副総務、「禅の会」主幹（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
