生活人新書
いやな気分の整理学―論理療法のすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 169p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140882580
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0211

内容説明

すぐに落ち込む、腹を立てる、不安になるといった性格は生まれつきで直らないものだろうか。「…すべきだ」、「どうせ…」といった硬直した思考の「歪み」を正して明るくポジティブな思考に変え、感情を上手にコントロールする方法を指し示す希望の心理療法入門。

目次

第1章 いやな気分の整理学・論理療法のABC(気分の整理のABC;「いやな気分」を区別・整理する;考え方を区別・整理する)
第2章 論理療法の基本的な考え方(自分の感情に責任をもつ;原因は自分の人生観にある;努力と練習が必要)
第3章 思い込みの見つけ方(思い込みの四つの特徴;よくある思い込みの三つのタイプ)
第4章 いやな気分の整理学・論理療法のD(思い込みを論破・解体する;自分に言い聞かせる;論理療法のイメージ・トレーニング;イラショナル・ビリーフに反する行動をしてみる)
第5章 「落ち込み癖」を治す(「ダメな私」・自己非難;「かわいそうな私」・自己憐憫;「かわいそうなあなた」・他者憐憫)
補章 論理療法について

著者等紹介

岡野守也[オカノモリヤ]
1947年広島県生まれ。山口県育ち。関東学院大学大学院神学研究科修了。牧師と兼務で出版編集に携わる。92年サングラハ心理学研究所(現在サングラハ教育・心理研究所と改称)を創設、執筆・講演・ワークショップ等の活動を行う。法政大学、武蔵野大学等で教鞭も取っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももたろう

25
性格とは何か。それはある出来事に対する「ものの考え方」の「癖」である。世間一般では、人が嫌な気分になる時「ある出来事が起こる」→「いやな感情になる」と考える。しかし、論理療法は違う。「ある出来事が起こる」→「その人の考え方」→「結果としての感情」と捉える。この「考え方」を、論理的に突き詰め、治して行くのが論理療法。「ねばならない」から「だといいな」と変えていく。考え方は無意識に選択されるので、変えて行くには長い年月と努力を要すると言うのがまた良い。岡野さんの本は異常に読みやすい。2016/08/01

ヒラP@ehon.gohon

14
考え方ひとつで立ち直れること、ポジティブになれること、論理療法は自分自身にも活用出来ますね。カウンセリング講習の復習にピッタリでした。2017/04/10

カッパ

12
論理療法というものを初めて知りました。認知行動療法ともつながりがありそうです。思い込みがわるさをしているため、そのことを論破していいきかせるなどをすることで嫌な気持ちや論理的でないものをうちやぶれる。また、落ち込み癖なのも改善することができる。2018/10/31

ヘイホー

6
無力感や落ち込みを感じているときに自問自答ができるんだろうか?なるほどと思う反面、自分には無理っぽいと思ってしまう。でも、こんな人間にこそ必要な技術かもしれない。最終的には行動療法的に改善が見込まれるもんなのかな?2013/09/25

rubix56

5
~P30 30分 第一章 論理療法のABC 出来事A、結果Cとし、その結果Cにいたる考えBに変化を与える。 一見、当たり前のことだが、2012/02/29

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