内容説明
「育児も、仕事も、人生も、笑って楽しめる父親を増やしたい」。町の本屋さんからIT企業まで、数々の企業で働きながら子育てをして一〇年。父親支援のNPOを立ち上げるほどにハマった育児の醍醐味とは?子どもたちの明るい未来のために今、求められる父親像とは?仕事も家庭も地域活動もあきらめないで幸せな毎日を送る秘訣は?著者が体当たりでつかみ取った、パパの極意がここにある。
目次
第1章 「カッコいいパパ」ってどんなパパ?
第2章 子どもができたら頭のOSを入れ替えよう
第3章 子育てパパは仕事もできる
第4章 ママとのハッピーな関係を築こう
第5章 地元は最高のトレジャーランドだ
第6章 笑っている父親が社会を変える
著者等紹介
安藤哲也[アンドウテツヤ]
1962年東京都生まれ。二男一女の父親。出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、06年11月、父親の育児支援を行うNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立、翌年絵本ナビ非常勤取締役に。企業・一般向けの父親セミナーや、「子育てパパ力検定」のPR、絵本の読み聞かせ&ライブ活動「パパ’s絵本プロジェクト」などで全国を飛び回る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
子どもが子どもでいてくれる時間は決して長くない。一緒にいるときにはそれがずっと続くと思いがちだが、決してそのようなことはない。いずれ親離れする時期が来るのだから、それまではできるだけ一緒にいられる時間を作る。そうやって出来た思い出は、何よりも大切な物になる。2017/06/14
むむさん
5
作者の奥さんや我が子に対して愛情を感じた。立場があり読者に対して訴えかけるものがあった。より一層家族を大事にしたいと思った。2016/11/14
DK
2
自らのOSをアップデートすることが大事 絵本の読み聞かせを頑張ろう PTAやってみようか2020/05/14
きた
2
男性向け育児本に書いてあることが、よりアクティブでロックな男性の口調と視点の切り口で書かれている。全体を通して父親たるもの外交的、社交的にならないとね!という感じがある。父親になることで社会との接点は急激に増え、初めての連続だ。父親はそうした場面をより積極的にかつ社交的に参加することでそうした機会を充実させ有意義に過ごすことができる。パパスイッチが入り、シチズンシップを今までよりもより強く感じ、地域に貢献することができる。子育てはとても楽しいし、一番の関心事ですがロックとの結び付きは理解できず(涙)2017/01/26
hexen
2
暑苦しくてうっとおしい感じ満載。コツは色々書かれているが、会社で自発的に主体的に仕事ができない八割のルーチンワーカーには当てはまらないノウハウ。「意味がない研修を途中で抜け出してきた」とか言われても無理な人もいる。対妻に関しても、ある程度の変人さが求められると思う。論理的、客観性などの面で薄い本。2010/08/12