生活人新書<br> 日本人の死者の書―往生要集の「あの世」と「この世」

生活人新書
日本人の死者の書―往生要集の「あの世」と「この世」

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140882207
  • NDC分類 188.63
  • Cコード C0215

内容説明

本書は、死を語ることに主眼をおくものではない。「生きている状態」は「死んでいない状態」だから、生と死は表裏一体である。にもかかわらず、今は「生きる」ことのみが強調され、かえって生き方がわからなくなっているように思われる。そうした時代に、生と死とは何であるのかを改めて問う。

目次

日本人の死者の書
横川に尊き人住みけり―『往生要集』の時代
心に引かれて―地獄界
さまよう亡者―餓鬼界
生きることの憂鬱―畜生界・阿修羅界・天界
無常の憂き世―人間界
はるかな仏の国―欣求浄土
阿弥陀仏を念じる―正修念仏
念仏の実践―助念の方法
念仏の行と法会―平生の別事
死の儀礼―臨終行儀と二十五三昧会
善悪を超えて―十念具足
地蔵菩薩と賽の河原―『往生要集』その後
五輪塔 数をしらずも

著者等紹介

大角修[オオカドオサム]
宗教評論家。1949年生まれ。東北大学文学部哲学科卒(宗教学)。出版社勤務を経て、現在、編集会社「地人館」代表。仏教書を中心に評論活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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