生活人新書
サッカーという名の神様

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140881750
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

内容説明

ロビーニョが次々と生えてくる国。アニマルズと呼ばれた代表を持つ国。強国に一泡吹かせたアジアの島国。最も敬虔な信者が暮らすあの国…。サッカーは地球上どこにでもあるけれど、プレーする人、サポートする人の「体温」は風土やお国柄によって少しずつ違う。それぞれの事情や特徴、人びとのつぶやきや溜め息を絶妙にスケッチした、サッカーなしでは生きていけないあなたに捧げる短編エッセイ集。

目次

ブラジル―なぜブラジルは強いのか、という愚問
アルゼンチン―荒れ地のサッカー、怒りのスタンド
パラグアイ―族長が語ったこと
トリニダード・トバゴ―ジャック・ワーナーの100ドルとW杯初出場
ジャマイカ―もう誰もパン屋大尉を止めることはできない
日本―僕が見誤ったいくつかのこと
韓国―2002・Kリーグ・蚕室小学校
モルディブ―代表選手は7000人に1人
スリランカ―老国語教師のサッカー自慢
北アフリカ―砂漠の井戸端サッカー談議
ケニア―マサイのヘディング
ロシア―背番号10の止め方
オランダ―友人Hとオレンジの壁
スペイン―それぞれのクラブ、それぞれの言い分
イタリア―優しいクラウディオ
イングランド―バリー・スミスの語るところによれば

著者等紹介

近藤篤[コンドウアツシ]
1963年愛媛県今治市生まれ。上智大学外国語学部スペイン語学科卒業。86年、スポーツ紙の特派記者としてメキシコワールドカップを取材。大会終了後、中南米を放浪。滞在先のアルゼンチンで写真家としてデビュー。90年、感涙に咽ぶマラドーナの写真が『フランス・フットボール』誌の表紙を飾り一躍注目を集める。93年帰国。スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、英語等を巧みに操りながら、世界50カ国以上でサッカーの写真を撮る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eric

21
カメラマンである著者が各国のサッカー事情について述べたエッセイ。どのエピソードも非常にみずみずしくて、人々がいかにサッカーを愛しているかが伝わってくる。そして、ほんの少しのノスタルジックさを伴う。特にお気に入りは、ブラジル、アルゼンチン、ジャマイカ、モルディブ、オランダの話。2021/01/24

湘南☆浪漫【Rain Maker】

1
帯のサッカーなしでは生きていけない人々。にガツンとくる。 まさに今の状況…。 割とディープな場所で写真を撮り文章を書く。 良い写真と良い文章の二刀流…羨ましい…。2020/04/23

あやめ

1
サッカーの強さって母数の多さなんだろうなあ。そう考えると20年ぐらいで定着したJリーグの貢献ってすごいんだろう。2014/01/31

山吹

0
国ごとにサッカーをめぐるエッセイ集、写真はおまけ程度です。文章だけでもサッカーへの情熱と愛情はこれでもかと伝わってくるけど、やっぱり近藤さんは写真がみたい。2016/07/22

Motoki Horio

0
僕たちの知らないサッカー、国民性を読むことができる。おもしろいです。2013/09/02

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