内容説明
ありきたりの名所観光やグルメ旅行を卒業した人のために、五感と五官をフルに活用した「歩く旅」のポイントを詳説。二万五千分の一地形図を片手に、まずは近所の魅力を再発見する旅から始めませんか。ゆっくりと一歩一歩、ガイドブックにはないあなただけの道を見つけて、もっと自由で新しい旅の形を発見してください。
目次
第1章 歩く旅の達人歩行術一〇か条
第2章 体験的上半身型ウォーク・メニュー
第3章 ヨーロッパと日本の歩く旅事情
第4章 フットツーリズムの提唱
第5章 歩く旅の未来・八つのプラン
第6章 三つの夢物語(エピローグ)
著者等紹介
山浦正昭[ヤマウラマサアキ]
カントリーウォーカー。1943年東京都葛飾区生まれ。日本ユースホステル協会で青少年の野外旅行の研究と指導の後、1983年よりフリーの活動家として活躍中。現在はオンフットワーク代表として、歩く旅人の支援活動に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinaba
1
歩く人・歩きたい人向けのガイドというよりは、そういう歩く文化を発展させる上での行政から草の根活動までへの提言書ですね。電車/車で拠点に行って歩いて一日で離脱、というスタイルだけじゃなくて継続して歩くことをサポートした設計を考えて欲しい、という部分にはとても共感する。"徒歩ではつながらない"の一言など特に。 / 一方で、もったいないなあ。「私は、大自然よりも生活感のある里山の方が好きだから」まで達しているのに、舗装された車の道の隣を歩く楽しさを知らないなんて。そこまで含めた歩きガイドちょっと書きたいかも2013/10/07
-
- 和書
- 燃える天使 角川文庫