内容説明
文章の鍛錬とは、まず書きたいことから始めるべきである。本書は、小論文も作文も苦手な３２名の大学生が、「書きたいことを書きたいように書きたいだけ」書いた、初めての文章表現。キーワードは「生命、愛情、家族」。一期一会を、猪突猛進を、右往左往を、愛別離苦を…。精一杯の文章に、素朴な感動がよみがえる。
目次
課題「私と動物たち」（「ぼくと歯医者」（斎藤耕輔）
「ヤモリと私の夢」（平林洋三）
「二匹の英雄 クワガタムシ」（淵野喜一）
「雪風よ」（新沼吉秀）
「ぼくとザリガニとの関係」（川中昇）
「ウシの涙」（端町礼子）
「タヌキの親子―出会いと別れ」（井渡良一）
「私とかば」（伊豆美礼）
「ハムスター マイ・リトル・エンジェルズ（親馬鹿の詩）」（川口美波）
「小さな命～ハムスターと私」（佐木隆子） ほか）
道場主からの一言
著者等紹介
佐藤二雄［サトウツギオ］
１９３６年福島県生まれ。ＮＨＫ勤務三〇余年。１９９３年退職。現在、麻布大学獣医学部、成蹊大学文学部、日本大学芸術学部で「テレビ論」「マス・コミュニケーション論」「表現法」などの教鞭をとる。小・中学校の校長だった父親の影響から、教育にも関心が深い
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