内容説明
モーツァルト、ベルリオーズ、ショパン、シューマン、ブラームス。18、19世紀のヨーロッパを舞台に、5人の天才が愛を求めて繰り広げる多彩な人間模様。憧憬、苦悩、激怒、号泣、歓喜…、女性への一途な想いが昇華され、数々の不朽の名作が生み出された。大作曲家の愛とその生涯をたんねんに辿り、名曲誕生の知られざる秘密に迫る。
目次
第1章 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト―「悪妻」が作らせた珠玉の名曲
第2章 ルイ・エクトール・ベルリオーズ―永遠の恋人に捧げる失意の「幻想交響曲」
第3章 フレデリック・ショパン―その愛と別離
第4章 ロベルト・シューマンとクララ―音楽史に残る夫婦愛
第5章 ヨハネス・ブラームス―クララへの生涯変わらぬ愛
著者等紹介
桐山秀樹[キリヤマヒデキ]
ノンフィクション作家。1954年、愛知県生まれ。学習院大学法学部卒業。旅や先端産業等、幅広いテーマに取り組む。指揮者、演奏家へのインタビュー記事も多い
吉村祐美[ヨシムラユミ]
文芸評論家。兵庫県神戸市生まれ。関西学院大学文学部卒業、同大学院修士課程修了。音楽、美術、文学を中心とした文芸評論を月刊誌に発表
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感想・レビュー
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takao
3
ふむ2024/07/04
本棚の旅人
1
モーツァルト、ベルリオーズ、ショパン、シューマン、ブラームス♪名曲にはその作曲家の人生が投影される!とりわけ恋がまつわる名曲が多い☆やはり楽聖、巨匠といわれる作曲家も人間なのだ!恋人が恋をする心が素晴らしい珠玉の作品を生み出す糧になっているのだ!作曲家を知り、そして曲を聴くとまたあらたな発見や感動が生まれる♪でも。。。書簡(手紙)等が後世に伝えられるのはファンにとっては嬉しいけど、本人にとってはね。。。クラッシックファンは是非読んで欲しい☆2012/04/16