内容説明
「ぼくは、釣りの作法と楽しみ、釣魚を美味しく食べる工夫と幸せを、海に通い漁師から学んだ」。ホンモノの釣師、魚味通になるための蘊蓄を、あの釣りの達人モリさんが伝授。釣師の哀しき生態、悪戦苦闘、漁師との交歓を活写し、海釣りの悦楽を謳う。波立ち騒ぎ、魚味満載のエッセイ万華鏡。
目次
釣り百景(春夏秋冬釣りごよみ;紀州ビシマ釣り;内房のしゃくり釣り ほか)
魚味天国(漁師料理考;水膾善哉;鬼の鰭酒 ほか)
七転八倒(仇討ちのてんまつ;タコ踏んじゃった;黄昏港の濡鼠 ほか)
著者等紹介
盛川宏[モリカワヒロシ]
1932年大阪府生まれ。子どものころより釣りに親しみ、後に『日刊スポーツ』紙レジャー部長として釣り紙面を担当。78年に退社後はフリーのジャーナリストとして執筆活動。東京釣り記者会会員。99年より沖釣り専門誌・隔週刊『つり丸』編集長
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