内容説明
子供に媚び、女房に遠慮し、若者に迎合し、流行にながされ、権威におもねり、会社にすがり、そして社会をすねる世の男たち。著者は家庭の主夫を演じる中で、日本の家庭や学校、地域や社会が抱えるさまざまな不条理を悟った。歯に衣着せぬ、痛快なおやじの逆襲。
目次
深窓の令嬢
男の無気力
若者ぎらい
専業主婦
「ダンナ」
経済的自立
女のバカ
ボキャ貧
隔離政策
貧しい会話〔ほか〕
著者等紹介
嶋中労[シマナカロウ]
本名・小林充。主夫業のかたわら、フリージャーナリストとして活躍。1952年埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。出版社勤務をへて、現在、『NHK男の食彩』のテキストや『料理王国』などの雑誌に食文化に関する人物ルポルタージュや産地取材などの記事を発表し、読者の信頼を得ている
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