内容説明
世はまさにガーデニング・ブーム。鉢植えを購入して庭を飾り、花を楽しむ植物愛好家が増えてきた。しかし、その一方で、園芸技術にはたけていても、「植物との対話」を忘れた愛好家が急増している。園芸界の第一人者がエピソードを交えて鋭く提起する、花づくりの原点とは何か。
目次
第1章 園芸礼賛―植物と深く関わることで、人はこれほど豊かな気持ちを手に入れることができる
第2章 本物の園芸―どこかおかしい近年の風潮。そろそろ流行に惑わされず、本筋の園芸をめざしてほしい
第3章 私の提案―園芸のすばらしさを正しく理解していただくための10の提案
第4章 園芸の秘訣―入門者からベテランまで、育て上手になるための心構え
第5章 園芸の魅力―植物と親しく接することは、かくも楽しいものである
著者等紹介
江尻光一[エジリコウイチ]
園芸家。須和田農園園主。1926年千葉県生まれ。洋らんの品種改良に取り組むかたわら、花づくりの楽しさを啓蒙している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mimi Ichinohe
0
園芸家江尻光一さんの、園芸愛に溢れたエッセイ。江尻さんの『日本人なら知っておきたい花48選』が大変に素晴らしかったので、こちらも読んでみたのです。園芸したくなって困ります。また趣味が増えてしまう!江尻さんが会った心意気ある園芸家の話や初心者にお勧め園芸など、読みごたえのある一冊でした。ヒヤシンス植えたいなー。青森でも咲くかな?調べてみようっと。2013/10/24
なおこ
0
おじいちゃんの歴史を聞いたような気持ち。
ようこ
0
これはねぇ。 いいよ〜。 でも、まめに土いじりはなかなか……。2002/11/07
-
- 和書
- 名人への軌跡