NHKライブラリー
万葉の歌人たち―秀歌のしらべと言葉の力

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  • サイズ A6判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784140841921
  • NDC分類 911.122
  • Cコード C1392

内容説明

万葉人たちは、都でも地方でも、濃密な共同体の中に生き、共同の場での共同の感動を歌に歌った。額田王、柿本人麻呂、大伴旅人・家持父子、大伴坂上郎女ら代表的歌人だけでなく、名前も残らない東人、防人らの歌もとりあげて、今なお生命力を保ちつづける『万葉集』のしらべの美しさと言葉の持つ力強さを味わいながら、その時代と人々の暮らし、歌人たちの実像に迫る。

目次

第1章 万葉人の思いを受けとめる
第2章 額田王
第3章 柿本人麻呂
第4章 高市黒人
第5章 大伴旅人
第6章 山部赤人
第7章 山上憶良
第8章 大伴坂上郎女
第9章 大伴家持
第10章 東歌・防人歌

著者等紹介

岡野弘彦[オカノヒロヒコ]
1924年、三重県生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。46年より折口信夫(釈迢空)の家に起居し、その没年(53年)まで師事。91年まで国学院大学教授を務めたほか、折口博士記念古代研究所所長などを務める。国学院大学栃木短期大学学長、国学院大学名誉教授。98年、歌人として、日本芸術院賞受賞。歌会始詠進歌選者。日本芸術院会員。歌集として『冬の家族』(現代歌人協会賞)、『滄浪歌』(迢空賞)、『海のまほろば』(芸術選奨文部大臣賞)、『天の鶴群』(読売文学賞)など
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