NHKライブラリー<br> イエスの生と死―聖書の語りかけるもの

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イエスの生と死―聖書の語りかけるもの

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  • サイズ B40判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784140841433
  • NDC分類 193
  • Cコード C1316

内容説明

キリスト教の信仰の中心は十字架の贖罪と復活の生命にある。イエスの死と生とがこれにかかわる。また、ナザレのイエスはなぜあのような活動をし、何を考えていたのであろうか。それを知る手がかりとして、イエス自身は、旧約諸文書をどのように読んでいたのかを問うてみる。そこにキリスト教の発生と、この宗教の生命線を知ることができる。

目次

生と死について
イエスとの出会い―愛は人を造り変える
愛すること、生きること
弟子の足を洗うイエス
この人がメシアかも
人間をとる漁師
愛するとは
赦すことができるのは
贖う方とは
羊が聞く羊飼いの声―呼びかけと応答
見えない人の目が開き
新しい天と地を見た

著者等紹介

松永希久夫[マツナガキクオ]
1933年名古屋生まれ。1957年国際基督教大学卒業。1960年東京神学大学大学院修士課程卒業。東京神学大学教授・前学長。1972年~87年には、『新共同訳聖書』翻訳委員として参加
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

67
キリスト教の信仰の中心に関わるイエスの生と死についてが述べられています。イエスの活動や考えに投げかけた謎は旧約聖書に手がかりがあるという視点から問うていくのは、ある意味キリスト教を知る上での基本に立ち返っているような気がしました。旧約聖書をどのように読んだかを見ていくことで、キリスト教がどのように誕生し、何を言おうとしているのかが見えるのでしょう。罪と死、赦しの愛は全てイエスが何を思い、どのようにその生涯を生き抜いたかによって語られていることがよくわかりました。2016/11/21

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