内容説明
新約聖書は何を語っているのだろうか。愛、死、命について。そしてさらに人間存在について。信仰とは、神の国とは、何か。永遠の命は得られるのか。私たちがいだいて、解きえない思いの数々を、聖書はどう指し示しているのだろうか。半世紀以上にわたり聖書を学び、考え、多くの人びとを教え導いてきた著者が、生涯をかけて知ったイエスのことば、キリスト教成立に大きな役割を果たしたパウロの思想を、共感と熱情をもって語る。
目次
第1章 律法から福音へ
第2章 聖書との出会い
第3章 十字架のことば
第4章 信仰と祈り
第5章 我ら兄弟として集う
第6章 隣人とはだれか
第7章 使徒のはたらき
第8章 ダマスコの回心
第9章 パウロの信仰
第10章 共に苦しみ、共に喜ぶ
第11章 神の国
第12章 永遠の命