NHKライブラリー<br> ガラスと文化―その東西交流

NHKライブラリー
ガラスと文化―その東西交流

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  • サイズ A6判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784140840597
  • NDC分類 751.5
  • Cコード C1372

内容説明

正倉院ガラス、ローマン・グラス、イスラム・グラス、ヴェネチアン・グラスなど、古今東西のガラスが背負った情報を丹念に読み取っていくと、通説とは違った文化の交流が見えてくる。世界の名品の数々を紹介しながら、その製作方法・年代などを手掛かりに、東西文化の交渉史に新しいスポットライトを当てる。

目次

第1章 ガラスの交流―正倉院ガラスの由来
第2章 ガラスの起源と伝播―メソポタミアとエジプト
第3章 トンボ玉と青銅器
第4章 ローマン・グラス―ガラスの生産革命
第5章 新羅の謎―ローマン・グラスが背負った文化
第6章 日本の中のローマとササン
第7章 イスラムの華―芸術と先端技術
第8章 ヴェネチアン・グラス
第9章 乾隆ガラス―清朝とヨーロッパの交流
第10章 ドイツ、ボヘミアとイギリスのガラス
第11章 アール・ヌーヴォーと日本
第12章 江戸時代のガラス・薩摩切子秘話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akuragitatata

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非常に読みやすいガラスの世界史。古代から江戸時代までのガラス史で、一つ一つの記述はあっさりしているけれど、こんな古代にすばらしい作品があったのか、と驚きと発見に満ちあふれている。古代ガラスの美しい口絵もありがたい。薩摩切子が斉彬の政策によるものだという話は大変面白かった。ガラスの材料や原料がない場所でも加工ができて、人々の情熱や欲望を駆り立てるガラスは、近世の殖産政策の目玉でもあったわけですな。2017/01/24

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