内容説明
正倉院ガラス、ローマン・グラス、イスラム・グラス、ヴェネチアン・グラスなど、古今東西のガラスが背負った情報を丹念に読み取っていくと、通説とは違った文化の交流が見えてくる。世界の名品の数々を紹介しながら、その製作方法・年代などを手掛かりに、東西文化の交渉史に新しいスポットライトを当てる。
目次
第1章 ガラスの交流―正倉院ガラスの由来
第2章 ガラスの起源と伝播―メソポタミアとエジプト
第3章 トンボ玉と青銅器
第4章 ローマン・グラス―ガラスの生産革命
第5章 新羅の謎―ローマン・グラスが背負った文化
第6章 日本の中のローマとササン
第7章 イスラムの華―芸術と先端技術
第8章 ヴェネチアン・グラス
第9章 乾隆ガラス―清朝とヨーロッパの交流
第10章 ドイツ、ボヘミアとイギリスのガラス
第11章 アール・ヌーヴォーと日本
第12章 江戸時代のガラス・薩摩切子秘話
感想・レビュー
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