内容説明
物質の究極とはなんだろう。物理学者たちはさまざまな実験を繰り返しながら、究極の粒子を追い求めてきた。本書では、究極の粒子であるクオークとレプトンにまで到達した現代の物理学を、科学者たちのエピソードをまじえながら、わかりやすく紹介する。そして、自然の奥深さと、それを探究する物理学の魅力と、その底に流れる思想について語る。
目次
第1章 素粒子の世界
第2章 原子核の発見
第3章 原子核は陽子と中性子からできている
第4章 粒子加速器とはなんだろう
第5章 陽子と電子の仲間たち
第6章 陽子はクォークからできている
第7章 クォークを探す
第8章 力とはなんだろう
第9章 クォークは陽子から出てこられない
第10章 クォークとレプトンが究極粒子だ
第11章 加速器実験から自然観測へ
第12章 物理学とはなんだろう
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