ギンガムチェックと塩漬けライム―翻訳家が読み解く海外文学の名作

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ギンガムチェックと塩漬けライム―翻訳家が読み解く海外文学の名作

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140819876
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小説の読み解き方がわかる。知ってるつもりだったあの名作の、新たな顔が見えてくる!

『嵐が丘』は、相続制度と法律知識を駆使した「不動産小説」だった?
アトウッドの『侍女の物語』は現代アメリカがモデル?
不朽の青春小説『ライ麦畑でつかまえて』は、太宰の『人間失格』に似ている?
これからのポストヒューマン時代に必読の作家、カズオ・イシグロー
当代一の翻訳家・文芸評論家である著者が、
誰もが知る名著を全く新しい切り口で解説し、
小説のあじわい方を指南する大人向けブックガイド。
あの名作の知られざる“顔”が見えてくる!

誰もが一度はふれたことのある古典的名著から、今こそ読むべき現代作家の“問題作”まで。
著者の翻訳家としての歩みのなかで、思い出深い作品、折にふれて読み返す、大切な名著たちをここに紹介。
翻訳者ならではの原文(英語)の読み解きや、作品理解の深まる英語トリビアがちりばめられていますので、翻訳家志望の方や、英語学習者も楽しめます。

※本書はNHKラジオテキスト「ラジオ英会話」の人気連載「名著への招待」(2021 年度~2024 年度)を加筆修正してまとめたものです。

内容説明

驚きとときめきに満ちた読書体験を!『ロミオとジュリエット』はジュリエットが先にプロポーズ?『嵐が丘』は「不動産小説」?現代アメリカを“予言”した『侍女の物語』。

目次

第一章 青春の輝き
第二章 真実の愛
第三章 奇妙な夢と苦い挫折
第四章 大人のための童話
第五章 強く生きる女性たち
第六章 未来の予言

著者等紹介

鴻巣友季子[コウノスユキコ]
1963年東京都生まれ。翻訳家、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちえ

35
まえがきから心を掴まれる。題名は鴻巣さんが子供の頃読んだ海外文学に出てきた、はっきりわからないけれど、何となく素敵で憧れた不思議な言葉、ということで、同じ様に子供の頃、少年少女文学全集に夢中になった同年代の私には(あー!)と思える位共感。翻訳家ならではの読み解き、とても面白かった!未読の6冊のうち2冊は積み本しているんだけど、。『ダロウェイ夫人』でウルフの文体が苦手で手を出さないままだった鴻巣訳の『灯台へ』、『若い藝術家の゙肖像』での「意識の流れ」手法の説明と、まさに『灯台へ』の解説で読めそう。2025/07/11

mayumi

23
NHKの「ラジオ英会話」で連載されている「名著への招待」を一冊の本にまとめたもの。この連載目当てでテキスト買ってた。英会話自体は全然レッスンしなかったけど。紹介されている本は28冊。既読は12冊。既読作品は「ああ、こういう見方もできるんだな」という発見があったし、未読作品のいくつかは読みたい本リスト入り。翻訳家が書くブックガイドは、英語の微妙なニュアンスも考慮されているから参考になった。鴻巣さんの本は「全身翻訳家」を読んだことがあるけれど、あれも面白かった。2025/07/13

kibita

16
翻訳者ならではの視点で、多彩な作品を紹介分析してくださり、とても面白かった。児童名作世界全集、毎月本が届くのを楽しみにしていた小学生低学年時代に読んだ懐かしい名著、何も分かってなかったなぁ!…young、you等原文のニュアンス、背景、語彙の選択の説明で、読み方に深みが出て視点がガラリと変わる。「嵐が丘」、「風と共に去りぬ」は不動産小説、単なる恋愛小説と思う勿れ。そういえば、お屋敷小説って必ず家政婦や女中頭みたいや人が登場するが、実は重要人物。「100分de名著 アトウッド」も視聴しておいて良かった。2025/07/05

きゃれら

13
もはや英語文学翻訳の第一人者と思っている鴻巣さんがNHKラジオ英会話テキストに連載したエッセイを集めた英米文学案内。全く読んだことないのは28冊中6冊で、その6冊は読みたくなったし、残りも再読したくなった。既読本では翻訳家ならではと思われる深い読み込みが、作品の違った顔をみせてくれる。「ロミオとジュリエット」のロミオのヘタレぶりは全然気づいてなかったなあ。やっぱり同性のだらしなさは自然と許しちゃうんだなあ、とかね。原文を並行して示してくれるのはいかにも講座テキストっぽいけど、それがよく効いている。2025/07/03

くさてる

12
英米文学の名作を取り上げ解説した一冊。語り口が柔らかく、ほのかなユーモアもありながらも、作品の背景に存在する当時の文化的な問題や葛藤にも触れてよみごたえあった。よく知っているつもりでいた名作にも新たな視点を与えられた気がした。面白かったです。2025/06/19

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