出版社内容情報
「生き延びるためのスイッチ」が脂肪を増やす?!
人間が太るのは、効率的に脂肪を生成し、その燃焼量を減少させる生物学的変化――「サバイバル・スイッチ」がオンの状態であること――が主な原因だった! このスイッチがオンになっていると、一般には肥満と結びつけて考えられていない複数のがん、ADHDや双極性障害、アルツハイマーの初期症状等のリスクも高まるという。成人病の研究を20年以上リードしてきた著者が、最新研究をもとに、まったく新しい方法による肥満の予防と治療を提案する一冊。
内容説明
人間が太るのは、効率的に脂肪を生成し、その燃焼量を減少させる生物学的変化―「サバイバル・スイッチ」がオンの状態であること―が主な原因だった!このスイッチがオンになっていると、一般には肥満と結びつけて考えられていない複数のがん、ADHDや双極性障害、アルツハイマーの初期症状等のリスクも高まるという。成人病の研究を20年以上リードしてきた著者が、最新研究をもとに、まったく新しい方法による肥満の予防と治療を提案する一冊。
目次
第1部 自然はなぜ私たちを太らせたがるのか(脂肪の力;太っていることが体にいい秘密の理由;サバイバル・スイッチ;私たちはなぜ太りはじめたのか;不愉快な驚き―果糖だけではないのだ)
第2部 肥満スイッチと病気の関係(人類の基本的食生活にまつわる病気;サバイバル・スイッチは、私たちの心と行動にどう影響を与えるか)
第3部 自然を出し抜く(食生活に含まれる糖を知る;肥満スイッチをブロックする最適な食事法;体重を元に戻し、健康寿命を延ばす)
著者等紹介
ジョンソン,リチャード・J.[ジョンソン,リチャードJ.] [Johnson,Richard J.]
コロラド大学医学部の教授、臨床医、教育者、研究者。内科、感染症、腎臓病の専門医資格を持ち、腎臓病に関する主要な教科書の一つであるComprehensive Clinical Nephrologyの創刊編集者。国立衛生研究所からの助成を受け、20年以上にわたって肥満と糖尿病の原因に関する研究を主導。主に砂糖(特に果糖)と尿酸の役割に関心を寄せている
中里京子[ナカザトキョウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。