- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
世界を舞台に繰り広げられた数々のライトアップ・イベント、その軌跡を綴る!
日本における照明デザイナーの先駆者として、東京タワーや横浜ベイブリッジ、明石海峡大橋や白川郷合掌集落など、数々のライトアップを手掛け、今も現役で活躍する著者。彼女が同業の娘・石井リーサ明理をパートナーとして70歳から始めた世界規模での活動の足跡と、それを可能にした「しなやかな冒険心」の在りようを、軽やかな文章と作品画像で振り返る。フランス・パリのセーヌ川に架かるいくつもの橋やエッフェル塔、ドイツ・ベルリンのブランデンブルグ門、イタリア・ローマのコロッセオなど、世界的な名所・遺跡を舞台に行なわれた光の大イベント。そこで繰り広げられた「冒険」とは? 発信された「光のメッセージ」とは? 舞台裏の苦労や立ちはだかる障壁、現地スタッフとの交流にも言及しながら照明デザイナーとして国際交流イベントに携わる意味と意義を綴った一冊。
内容説明
世界を舞台に繰り広げられたライトアップ・イベント。その軌跡をしなやかに綴ったドキュメンタリー・エッセイ!
目次
第1章 2008 日仏国交一五〇周年記念イベント フランス・パリ セーヌ川 日本の光のメッセージ―怖いもの知らずの大冒険
第2章 2009 日本ハンガリー国交回復五〇周年記念イベント ハンガリー・ブダペスト エリザベート橋ライトアップ―光の古都に参入
第3章 2011 日独交流一五〇周年記念イベント ドイツ・ベルリン ブランデンブルグ門 平和の光のメッセージ―願いが叶った記念の明かり
第4章 2013 日中国民交流友好年記念イベント 中国・北京 悠久時空―稔らなかった北京の明かり
第5章 2012~2016 ドイツ・フランクフルト「ライト&ビルディング」―日本が生んだ新しい光
第6章 2013 フランス・パリ「メゾン&オブジェ」―インテリアのパリコレに光で参加
第7章 2014 日本スイス国交樹立一五〇周年記念イベント スイス・ベルン TRAN JS―苦戦した連邦議事堂前広場
第8章 2016 日伊国交一五〇周年記念イベント イタリア・ローマ コロッセオ・光のメッセージ―あわや中止?!の波乱万丈
第9章 2018 ジャポニスム二〇一八 フランス・パリ エッフェル塔・特別ライトアップ―金色に輝く光の塔
著者等紹介
石井幹子[イシイモトコ]
照明デザイナー。東京都出身、東京藝術大学美術学部卒業。フィンランド、ドイツに就職留学後、石井幹子デザイン事務所を設立。都市照明からライトオブジェ、光のパフォーマンスまで幅広い光の領域を開拓。日本のみならず世界各地で活躍している。2000年、紫綬褒章を受章。2019年、文化功労者顕彰。主な照明作品に、東京タワー、レインボーブリッジ、横浜ベイブリッジ、函館市、倉敷市などの景観照明、姫路城、白川郷合掌集落、皇居外苑のライトアップなど多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。