家康はなぜ乱世の覇者となれたのか―世界史の視点から読み解く戦国時代

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家康はなぜ乱世の覇者となれたのか―世界史の視点から読み解く戦国時代

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140819197
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

最新の学説をふまえ直木賞作家の想像力が描き出す、新しい「天下取りへの道」

あまたの英傑たちがしのぎを削り刃を交えた戦国時代を背後で突き動かしていたのは、同時代の世界情勢であった。ライフワークとなる巨編小説「家康」に取り組む作家・安部龍太郎が、検討した最新の学説や実際に足を運んだ取材、大きな枠組みの作家的想像力で、これまでにない家康像と「家康天下取りへの道」を描き出す。
「桶狭間の戦」「三方ヶ原の戦」「長篠の戦」「小牧長久手の戦」「関ヶ原の戦」といった家康が戦い抜いた合戦をグローバルな視点から見つめ返し、今川義元、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉といった英傑たちとの交わりを日本史を貫く2つの力学の視点から読み解くとき、あらたな家康像が立ち現れる! 激動の世界と日本の渦中で、家康を天下人に導いた終生の思想「厭離穢土 欣求浄土」とは何か。戦国時代像を刷新する歴史学の成果に基づきながら、天下人への道を描き直し、人間・家康に深く切り込む。私たちの知る「天下取りの物語」とは違う、あらたなるストーリーの提示!

内容説明

最新の学説をふまえ直木賞作家の想像力が描き出す、新しい「天下取りへの道」。家康のどこが同時代の戦国武将と違ったのか!?

目次

第1章 世界史のなかの戦国時代と家康
第2章 大航海時代としての戦国時代
第3章 人質時代の家康
第4章 戦国大名としての自立
第5章 武田信玄との相克
第6章 家康の逆襲
第7章 家康の苦悩と成長
第8章 信長包囲網と秀吉・光秀・家康
第9章 本能寺の変の真相と波紋
第10章 乱世最後の覇者から真の王者へ

著者等紹介

安部龍太郎[アベリュウタロウ]
1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』で単行本デビュー。2005年に『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

71
来年の大河ドラマは家康。関連本がたくさん出てます。これもそう。 戦国時代はグローバル。 本能寺の変、の影にイエズス会、スペインの野望が?  鞆の浦の重要性。逼塞したわけじゃなく、義昭は交通の重要地に鞆幕府を開いて信長と対峙2022/12/19

榊原 香織

64
忘れてて再読 長篠の戦いは家康の10倍返し、とか戦国の高度経済成長の中心地堺、とか表現が親しめる 読み易く面白い2023/06/02

koji

18
NHK大河「どうする家康」を欠かさず観ています。家康の弱さ、情けなさ、家族愛を描くことで「太平の世」を実現したと解釈する家康像を描き目が離せないおもしろさですが、安部龍太郎「家康」は、グローバルな視点から戦国の世を描き、そこから逆説的に、「厭離穢土、欣求浄土」による農本主義、地方分権により世の太平を実現したと解釈する家康像です。大河と並行して読み進めることにしました。本書は、「後者の家康」を、最近の研究成果を織り込み世界史的観点から概説したもので、小説のガイドとして読みました。文章平易、構成巧みで良書です2023/06/18

bapaksejahtera

16
歴史小説家が家康の歴史的位置づけを明らかにする労作。記述に出典は記されないが、依拠した歴史家等の名前は欠かさず良心的である。矛盾のない限り想像で補う事で全体像の把握を助ける。殆どの歴史家が重箱の隅をつつく狭小な記述に終わるのと対象的である。文章は平易であるが、歴史用語以外の一般語句にも頁末に与えられる注釈はやや煩い。織豊政権の重商的中央集権的性格に対して、家康が分権的重農主義的な政策に転換した事を骨子とし、一向一揆の性格、足利義昭が、京都追報の後、広島鞆幕府として長く力を保った事等、興味を引く記述に溢れる2024/07/31

鬼山とんぼ

7
これは見事な一冊であった。『家康』前半の八巻を完成後、大河ドラマで『どうする家康』が放送となる前にNHKから執筆依頼があったようだ。小説と併せて読むと、信長、秀吉の治世や本能寺の変を取り巻く複雑な状況が一望でき、日本史の中核部分や江戸という都市の誕生まで一気通貫に理解できる。文章は極めて平易なのに含意は驚くほど広く深くに及んでおり、この国で仏教や天皇制が長らく大事に扱われてきた事情まで遠望できる。安部さんが多く書いてきた寝業師、『等伯』にも登場の近衛前久の暗躍ぶりもほどよい隠し味になっている。2025/05/08

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