WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方

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WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方

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  • サイズ 46判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140819029
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0098

出版社内容情報

もう人間関係、世代間ギャップ、依存症で悩まない! 脳科学者が脳卒中に学んだこと。

左脳の脳出血により、右脳の機能しかなくなったとき、脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士は、それまでの認知機能、身体機能を失ったにもかかわらず、この上もない幸福感に包まれた。8年間のリハビリの末、すべての機能を取り戻した博士が、脳卒中の実体験と神経解剖学の科学的見地から得た新しい知見を惜しげもなく開示する。 
左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却し、脳の仕組みを知れば、考え方・感じ方の嫌なクセは変えられる。脳は、ふたつの感情、ふたつの思考、合計「4つのキャラ」のシェアハウスだ。たとえば、心と頭が別々のことを言っているときは、脳の異なるキャラ同士が争っている。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。
脳は、今でも進化の途上にある。私たちは、何かことが起こったときに、感じ、考える回路を何度も使ううち、その回路だけが発達してしまい、ほかの回路を作動させることができなくなっている。けれど、それを知って、別の回路をはたらかせることができるようになれば、いつもの自分の考え方や感じ方のパターンとなっている嫌なクセを変えられるのだ。
脳科学の分野の「4つのキャラ」と、ユング心理学の「4つの元型」は符合すると、著者は言う。本書は、脳科学と心理学を融合させ、自分自身の力で、自分の「脳」を動かし、なりたい自分になる方法を教えてくれる。

まえがき 心の安らぎはすぐそこにある
第一部 脳のなかをちょっと覗いてみる    
     第1章 私の物語、私たちの脳
     第2章 脳の構造と人格
     第3章 脳を支えるチーム―四つのキャラクター
第二部 あなたの四つのキャラ
     第4章 キャラ1 考える左脳
     第5章 キャラ2 感じる左脳
     第6章 キャラ3 感じる右脳
     第7章 キャラ4 考える右脳
     第8章 脳の作戦会議―安らぎのための強力なツール
第三部 人間関係における四つのキャラ
     第9章 自分自身とのつながり―四つのキャラと体
     第10章 ほかの人たちとのつながりー―恋愛関係における四つのキャラ
     第11章 分離と再連結社会との断絶と結び直しー―依存症に立ち向かう四つのキャラ
     第12章 この百年をふり返るー―四つのキャラと世代とテクノロジー
     第13章 完璧で、ありのままで、美しい

内容説明

左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却せよ!左右それぞれの脳に、「思考」と「感情」のキャラをもつ計4つの部位がある。脳は、その“4つのキャラ”のシェアハウスだ。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。脳全体(ホール・ブレイン)を活かして、なりたい自分になるために。さあ、「脳」の冒険の旅に出よう。

目次

第1部 脳のなかをちょこっと覗いてみる(私の物語、私たちの脳;脳の構造と人格;脳を支えるチーム―四つのキャラクター)
第2部 あなたの「四つのキャラ」(“キャラ1”考える左脳;“キャラ2”感じる左脳;“キャラ3”感じる右脳 ほか)
第3部 人間関係における「四つのキャラ」(自分とのつながり―「四つのキャラ」と体;ほかの人たちとのつながり―恋愛関係における「四つのキャラ」;社会との断絶と復帰―依存症に立ち向かう「四つのキャラ」 ほか)

著者等紹介

テイラー,ジル・ボルト[テイラー,ジルボルト] [Taylor,Jill Bolte]
神経解剖学者。1996年、37歳のとき脳出血により左脳の機能をすべて失った。8年のリハビリの末、身体、感情、思考すべての脳機能を回復させた体験を語ったTEDトーク(2008年)は、これまでに2800万回以上視聴され、伝説の講演となっている。現在は、ハーバード大学脳組織リソースセンター(ハーバード・ブレインバンク)のナショナル・スポークスマンとして、重度の精神疾患の研究のために脳組織を提供することの重要性について、啓蒙活動を行っている

竹内薫[タケウチカオル]
1960年生まれ。理学博士、サイエンスライター、サイエンス書翻訳家。東京大学教養学部、理学部卒業。カナダ、マギル大学大学院博士課程修了。さまざまなメディアで科学の普及活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

111
自身の脳卒中体験を記した「奇跡の脳」に続きそこから得た脳の理論をわかりやすく書いた本。キャラ1は左側の大脳半球:思考、キャラ2は左側の大脳辺縁系:感情の起伏、キャラ3は右側の大脳辺縁系:経験的な感覚、キャラ4は右側の大脳半球:精神的な存在に分け、それぞれのキャラが90秒ルールで作戦会議を行い、すべての対人関係に8つのキャラが関与するとしている。B:呼吸、R:認識、A:感謝、I:問いかける、N:舵をとる、とし具体的な方法も本書で示している。ユニークな本だが、左脳の脳卒中を経験した神経解剖学者ならではの視点。2022/09/06

よしたけ

62
脳科学者が自ら重度脳出血で体験した脳の各部位の働きを、擬人化し平易に紹介。几帳面な 〈考えるキャラ1〉 (左脳大脳皮質)、ネガティブ思考の〈感じるキャラ2〉 (左脳辺縁系)、今の歓喜に浸る〈感じるキャラ3〉 (右脳辺縁系)、個人の本質で大局観持つ〈考えるキャラ4〉(右脳の大脳皮質)の四つが登場。周囲評価に縛られずに生きる為、「脳の作戦会議」で状況を客観評価することが重要と説く。例えば、落ち込む〈キャラ2〉が出たら「九十秒ルール」で落ち着くのを待つ。自らの感情を脳構造に照らして客観分析する習慣が身につきそう2022/10/24

ニッポニア

54
なかなか重厚。脳を役割で分ける、それぞれのキャラを尊重し、共存している。それが自分なのだから。アイデンティティは脆く、崩れやすい故に、容易に創造できる。脳卒中を経験した著者だからこそ、たどり着いた境地という気がします。以下メモ。人類には一旦立ち止まって悪循環から脱出し、もっと良い選択をする力がある。神経的反射の根底にあるのと同じ基本原理は、ある感情回路が誘発されて反射的に恐怖や怒りや敵意で反応するときのも働いている。2024/05/18

さと

54
振り返れば、ネドじゅんさんの本を読んだのがきっかけで脳のしくみに興味を持ち、導かれた一冊。左脳と右脳という構造とそれぞれの役割などはおぼろげながらに知っていたが、これまでの認識や概念を刷新する一冊となった。自分は左脳寄りだと自覚する一方で、強烈に右脳に支配される自分もいることが腑に落ちなくてモヤモヤしたり左脳寄りな自分を右脳寄りの自分に変えたほうがいい(変えねば)という思いに囚われたりしていたが、全部自分なんだ と思えるようになって本当に楽になった。(続)2024/01/18

加納恭史

24
ジル・ボルト・テイラーさんの「奇跡の脳」は衝撃でした。彼女の主張をもっと知りたいと思い、この本を読む。まあ脳科学から人の生き方を書いているので驚きです。特に右脳のしなやかに個人と周りの環境との一体感に感動します。右脳だけだと人は周りとの境界も曖昧になり、涅槃ニルバーナを体験したと言うのは凄いですね。まあ瞑想や神秘感の世界にも入る可能性があるとは素晴らしい。宗教や心理学の多様な世界に道を開きます。でも本当かなと彼女の右脳と左脳の働きをよく読んでみよう。そのキャラクターはそれぞれ二つ、全部で四つあるとか。2024/02/25

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