わたしは「セロ弾きのゴーシュ」―中村哲が本当に伝えたかったこと

個数:
電子版価格 ¥1,760
  • 電書あり

わたしは「セロ弾きのゴーシュ」―中村哲が本当に伝えたかったこと

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月05日 23時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140818794
  • NDC分類 369.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

25キロの用水路を拓き、65万人の命をつないだ医師は、何を語ったのか

2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃され亡くなられた医師・中村哲さん。本書は、中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現するものです。ハンセン病根絶計画から、空爆下の診療所開設と水源確保事業、そして用水路開通まで。「長年の活動の原動力は何でしょうか?」という問いに対して、中村さんは自らを、宮沢賢治の童話の主人公「セロ弾きのゴーシュ」にたとえました。本書には、本人が執筆したらおそらく触れなかったと思われる感慨や本音が随所に表れています。自身について多くを語らなかった医師・中村哲の心の内を知ることのできる貴重な証言の記録です。

第一章 ハンセン病根絶を目指して (1996年2月22日 中村哲49歳)
第二章 もの言わぬ民の命を (2002年2月16日 中村哲55歳)
第三章 アリの這う如く (2004年6月5日 中村哲57歳)
第四章 命の水 (2005年8月20日 中村哲58歳)
第五章 難民と真珠の水 (2006年9月16日 中村哲60歳)
第六章 開通した命の用水路 (2009年12月5日 中村哲63歳)

内容説明

2019年12月4日にアフガニスタンで銃撃され亡くなった医師・中村哲さんが、NHK「ラジオ深夜便」で語った魂の記録―。中村哲が本当に伝えたかったこと。

目次

第1章 ハンセン病根絶を目指して 一九九六年二月二十二日(中村哲49歳)
第2章 もの言わぬ民の命を 二〇〇二年二月十六日(中村哲55歳)
第3章 アリの這う如く 二〇〇四年六月五日(中村哲57歳)
セロ弾きのゴーシュ 宮沢賢治
第4章 命の水 二〇〇五年八月二十日(中村哲58歳)
第5章 難民と真珠の水 二〇〇六年九月十六日(中村哲60歳)
第6章 開通した命の用水路 二〇〇九年十二月五日(中村哲63歳)
終章 来たる年も力を尽くす 二〇一九年十二月四日発行「ペシャワール会報」一四二号より(中村哲73歳)

著者等紹介

中村哲[ナカムラテツ]
1946年福岡県生まれ。医師・PMS(平和医療団・日本)総院長。九州大学医学部卒業。日本国内の病院勤務を経て、84年にパキスタンのペシャワールに赴任。以来、ハンセン病を中心とした貧困層の診療に携わる。86年よりアフガニスタン難民のための医療チームを結成し、山岳無医地区での診療を開始。91年よりアフガニスタン東部山岳地帯に3つの診療所を開設し、パキスタン、アフガニスタン両国にまたがり活動する。98年には基地病院PMSを設立し、2000年からは診療活動と同時に、大旱魃に見舞われたアフガニスタン東部での水源確保のために井戸掘削とカレーズ(地下水路)の復旧を行う。03年より09年にかけて全長25キロメートルに及ぶ潅漑用水路を建設。マグサイサイ賞「平和と国際理解部門」、福岡アジア文化賞大賞など受賞多数。2019年12月4日、アフガニスタンジャララバードで凶弾に倒れる。享年73(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

71
希望を共有する。そこで何かできることがあると思ったらやる。難民にもなれない多くの人々への眼差し。日々の暮らしを営むための水源。改めて、メデイアを通じて流される情報の歪なまでの偏りということを学んだ。それは、そこに行って共に暮らすからこそわかること。少しでも、中村先生の思考・視点・視座に近づきたいと思う。最初にも書いた「希望を共有する」・・・素晴らしい言葉と実践だ。ゴーシュ・・利他。2022/08/19

雪月花

57
1984年にパキスタンのペシャワールに医師として派遣されて以来、国境を越えアフガニスタン難民のために医療チームを結成した中村哲氏の活動のことを、私は恥ずかしながら、ご本人の非業の死まで知らずにいた。病気を減らすためには、まず清潔な飲料水と食べ物が必要と感じ、用水路を整備、砂漠に水と緑が戻り小麦や米などの穀物が作れるようになった。文字で書くのは簡単だが、多大な労働力と技術を要し、砂漠を緑化するには想像を超える御苦労があったと思う。最期まで現地の人々と共に過ごし、生活の改善を願っていた中村氏の死が悔やまれる。2022/04/26

壱萬弐仟縁

55
図書館。なんて、謙虚な方なのか。かえってこちらが目を開かれた、と(35頁)…テロリスト住む国に、このようなことを普通は言えないと思う。テロリストにやられてしまった。 実は幸せに思っております(59頁)。 中村先生の里ができていく喜び(190頁)。わたしもそういう喜びはなかった。 せめて番組づくりで喜びがあれば。2021/12/16

うー

34
ラジオ深夜便のインタビュー記録なので、中村先生がすぐ側にいて話されているような感覚を覚える。何度も「こんなに素晴らしい人がなぜ亡くなってしまったのか」という思いが離れない。『これは死ぬまで先を見届けようというふうに思っております(略)水が流れてきて命がよみがえってくると言いますか(略)おまけに人間もそこで一緒に仲良く暮らしていく里ができていく、これは見ていて楽しいものなんですね。この楽しみだけは死ぬまで離したくないと、こういうふうに思っております』2022/01/03

ヘビメタおやじ

31
人を助けることの本質が伝わってきます。自分が始めた事業で、目の前で砂漠が畑になり、作物が実り、動物が戻り、人が戻り、人の顔に笑顔が戻る、想像するだけでもうれしいことだと思いました。彼の医療から水事業へという活動がゴーシュのように、次から次へと現れる目の前の問題にちゃんと向き合った結果だとわかりました。初めの方では、日本人に好意的だと手放しで言っていたのに、終わりの方では他の外国と混同され始めていると言っているのが印象的でした。彼の死は、日本政府の曖昧な態度のせいだったのではないか、と思ってしまいました。2024/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18603817
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。