NHK「100分de名著」ブックス<br> 内村鑑三 代表的日本人―永遠の今を生きる者たち

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NHK「100分de名著」ブックス
内村鑑三 代表的日本人―永遠の今を生きる者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140817247
  • NDC分類 281
  • Cコード C0090

出版社内容情報

西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮。無関係にも見える五人の生涯は、内村のなかでどうつながっているのか?「無批判な忠誠心や血なまぐさい愛国心」とは異なる日本人のあるべき姿を解き明かす。

内容説明

日本は、その歴史に独自の「代表的」人物を有している―。新渡戸稲造『武士道』、岡倉天心『茶の本』とともに、日本人の精神性を世界に向けて発信した名著のひとつが『代表的日本人』である。西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮という五人の生涯を通して、内村鑑三はみずからの精神的自叙伝を書いた。講演録『後世への最大遺物』にも触れながら、生きがいなき現代を生きる意味を提示し、迷える魂を救済する一冊。

目次

内村鑑三とは誰か
第1章 無私は天に通じる
第2章 試練は人生からの問いである
第3章 考えることと信ずること
第4章 後世に何を遺すべきか
ブックス特別章 言葉という遺物
読書案内

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家・随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

62
本日、書店で買って線を引いて読んだら、自分の人生は自分のためではない。他人とのかかわりとの相関であることがよくわかった。亡くなってからも人は生き続けること、生きることとはどういうことか? 弱い者との共生の道を探ることが重要だと私は反省した。目に見えない文化資本の価値を再考した高著である。巻末の参考文献もどれか選んで読みたい。また、できれば、内村先生の英文を読みたい。2024/01/09

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

34
【1回目】原著を読んだ際は、「東洋(日本)にも、西洋と比肩しうる有徳の人物がいる」ことを紹介したものであったと思っていた。しかし本書ではここでの5人(※)を、「天に則して生きた『無私』の人」として、「天」を媒介に、東洋と西洋とを架橋しようとした試みでもあったことがわかった。若松さんの著作はこれで数冊めかだが、そのいずれもが個を超越した「大いなるもの」や「死者」からの呼びかけを「待つ」という態度が重要であると論じられているように思う。ぜひ読んでほしい1冊です。2018/07/24

壱萬参仟縁

33
西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮(007頁)。この5人のうち、後ろの3人はしっかりと覚えておきたい。分度と推譲、孝と良知、立正安国論と四箇格言。中江藤樹のキーワードを思い出せなかった。あかん。『代表的日本人』は良書ゆえ、読まれることで豊かになっていく。読者とともに育ち、読者によって完成(009頁)。『代表的日本人』原型が“Japan and the Japanese”とのこと(014頁)。2021/05/14

かず

17
良書です。内村鑑三が抽出したのは上杉鷹山、二宮尊徳、西郷隆盛、中江藤樹、日蓮の5人。いずれも「天」を仰ぎ見つつ、無私の精神で奉仕した人物、と私は読み取った。己を省みず、公益に身を尽くす志、それこそがこの世に生を受けた人間の使命であると説きます。氏の著書『後世への最大遺物』にもそう示されています。本書を通じ、私の残りの人生、世の為人の為に生きたい、そう思いました。我が家に子はいませんが、何かを残してこの世を去りたいと思います。それと、日蓮という人を少しわかりかけてきたような気がします。至誠の人ですね。2024/10/31

nbhd

15
【内村鑑三の宗教観】宗教は人間の最大の関心事であります。正確に言うならば、宗教のない人間は考えられません。私どもは、自分の能力をはるかにこえる願いごとをもち、世の与えうるよりも、はるかに多くのものを望むという、妙な存在なのです。この矛盾を取り除くためには、行動はともかく、少なくとも思想の面でなにかをしなければなりません。/人間の宗教は、人生の人間自身による解釈であります。人生になんらかの解釈を与えることは、このたたかいの世に安心して生活するためには、ぜひとも必要なものです。2019/06/16

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