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出版社内容情報
白黒フィルムを色彩復元したNHKスペシャル『カラーでよみがえる東京』の書籍化。番組で紹介した象徴的場面を編年史的に再構成。不死鳥都市・東京と、そこに生きた庶民たち、100年の歩みをたどる。
内容説明
白黒の映像フィルムを色彩復元したNHKスペシャル「カラーでよみがえる東京」の書籍化!関東大震災、東京大空襲―それでも、東京の空は青かった。現場に遭遇した当時者たちの言葉とともに、あの日が“きょうにつながる現実”として生きかえる。
目次
第1章 明治・大正 震災前 1902~1922
第2章 関東大震災 1923
第3章 震災復興 モダン都市 1924~1937
第4章 戦争 1937~1945
第5章 占領 戦後復興 1945~
日本橋に見る東京の百年
著者等紹介
岩田真治[イワタシンジ]
1967年愛知県生まれ。NHK制作局文化・福祉番組部チーフ・ディレクター。東京大学文学部卒業後、NHK入局。ドキュメンタリーや歴史番組を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
20
NHKの番組で見た時も白黒→カラーに変わった瞬間鮮明になって蘇ってきた日本の風景に衝撃でした。戦前、戦中、戦後占領下の日本は、(戦時中は酷い景色になってしまったけれど)やっぱり美しい日本、美しい日本国民の姿が映し出されており、立派な国、良い国だなぁと感じました。2016/04/03
roatsu
10
戦前など古い映像や写真は白黒、と割り切って見ているけれどやはり色が付いて生き生きとなった姿は遠くなった往時をぐっと近づけて見せてくれ、興味深い。一枚の写真や一コマの映像に含まれる情報の多様さと考証でカラー化することの困難さに驚く。スタッフには頭が下がるな。この番組と書籍は東京100年史を追ったものだが、日本各地でも残された資料で行えばまた興味深い史実もわかるだろうに、なんて思ったり。それにしても不便で厳しい時代に生きた先人達の表情がなんと清々しく、引き締まって見えることかと感慨深い。素敵な一冊でした。2015/08/01
海戸 波斗
4
子どものころ寝てみる夢がカラーの人はスケベって言われてたのを思い出した。起きてる時に目に映るものが色ついてんのに寝たからって白黒になるほうがおかしいだろう。よみがえるってすごいタイトルだな!事実に近づくってのはそういう風に表現するんだな。テレビで流したのを本にしたって感じかな。どんな状況でも日本人ってカメラに向かって笑顔。とっても不思議。2015/10/21
takao
2
ふむ2022/04/18
Kazuhiro Sorimachi
2
後付のカラー化なんてしょせん偽物じゃないか、と思う人には実際にこの映像を見てほしいと思う。3D映像と一緒で人間の想像力を刺激してものすごくリアルに感じる。戦前・戦中・戦後が自分と無縁の時代ではなく今につながるものと実感される、そのためのカラー化なのだ。2016/07/23