NHK「100分de名著」ブックス<br> 万葉集

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

NHK「100分de名著」ブックス
万葉集

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年07月14日 05時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140816738
  • NDC分類 911.12
  • Cコード C0090

内容説明

七世紀初め、飛鳥時代の舒明天皇の治世から、八世紀半ば、奈良時代までの百三十年間の歌およそ四千五百首が収められた日本最古の歌集『万葉集』。五七調で紡がれる定型詩は、いかにして成立したのか?額田王、柿本人麻呂、大津皇子、山部赤人、大伴旅人、山上憶良、大伴家持…。大きく四期に分けられる作風の変化を代表的歌人の歌でたどりながら、日本人の心の原点を探る。書き下ろし特別章「相聞歌三十首選」収載!

目次

第1章 言霊の宿る歌(巻頭の歌―豊作を予祝する帝王の歌;万葉集の時代 ほか)
第2章 プロフェッショナルの登場(蒲生野の宴;万葉集第二期―大君は神にしませば ほか)
第3章 個性の開花(万葉集第三期―三十五年後の吉野讃歌;都市生活と“個”の誕生 ほか)
第4章 独りを見つめる(万葉集第四期―感覚を表現する歌人‐大伴家持;越中守と「山柿の門」 ほか)
ブックス特別章 相聞歌三十首選

著者等紹介

佐佐木幸綱[ササキユキツナ]
1938年東京都生まれ。歌人。早稲田大学大学院修士課程修了。河出書房新社「文藝」編集長を経て早稲田大学教授。2009年より同名誉教授。2011年より「心の花」主宰。2008年より日本芸術院会員。歌集に『群黎』(第15回現代歌人協会賞・青土社)、『瀧の時間』(第28回迢空賞・ながらみ書房)、『ムーンウォーク』(第63回読売文学賞・ながらみ書房)などがあり、「男歌」の歌人として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

37
万葉集の歌が詠まれた130年間に時代がどう展開したか、歌の状況がどのように変化していったのかをわりやすく解説してあり、万葉集の入門書として最適だった。同じ万葉集でも、第一期と第四期では歌の雰囲気が随分と違うのにも納得。東歌防人歌にこんなにも方言が含まれていたとは知らなかった。読みにくいと思っていたのはそれも理由の一つかな。1200年以上も読み継がれてきた和歌をもっともっと味わってみたいと思わせる一冊だった。2018/05/15

かふ

14
2014年の4月のテキストの再編集版。読んでいがほとんど忘れていた(5年前だから)。三つのキーワド「混沌」「おのがじし」「気分」と『万葉集』を4期に分けて、「祝詞」としての、「宴会芸」としての、個性の開花、孤独の文学としての『万葉集』。『万葉集』の歌が初期は祝詞として「言霊」を現実化させるための激だった。それが繰り返し歌われていたという。初期の歌は伝承の歌で実際に作者とされる人が歌ったとは確証できなくて、それが口承から文字で変遷されるのが「大化の改新」後の天皇による中央集権的な律令体制が出来た頃だという。2019/05/15

Haruka Fukuhara

5
面白かった。気軽に読めてレベルが低いわけでも勝手な解釈が書いてある訳でもないのは有難い。2017/02/27

虎哲

4
「万の時代の先まで」と願われたであろう(契沖説)萬葉集。令和に至る実に1200年以上も読み継がれるとは。「ますらをぶり」と評価されていると知って分かった気になっていたが、「歌が作られた実質的な時代は」「百三十年間」に及び、その間にも歌風の変化が存在するとのコンセプトは、盲点だっただけに目から鱗だった。第三期の個の時代到来、第四期家持の伝統重視など日本文学史全体の流れとも符合しているのではと思った。ブックス特別章の相聞歌三十選を読んで改めて恋愛・セックス・結婚したいと思った。(特に柿本人麻呂歌集所収の二首)2021/01/04

りっとう ゆき

3
時代背景、生活、主要な歌人についてなど分かりやすく説明があって、歌も対訳があり、当時の人々の気持ちがすうっと入ってきた。すごく昔の人たちと通じ合えたことにぐっときたな。あと、昔の「言霊」というのはこういうことなんだなあと。 2020/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9740354
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品