内容説明
「ずっとこだわってつくってきた…」60余年の建築家人生を振り返り日本建築の美の神髄に迫る。
目次
序章 日本建築のこころを映す屋根
第1章 歴史を踏まえ、未来をデザインする―池上本門寺・大客殿(一九七八年)と御廟所(一九七九年)
第2章 もてなしと日本料理の迎賓館―金田中(一九七八年)
第3章 力強さを象徴する方形の大屋根―国技館(一九八四年)
第4章 施主の豊かな生活をイメージする力―松尾敏男邸(一九八五年)
第5章 機能と建築美の調和―ヴィンセントゴルフクラブ仙台(一九九三年)
第6章 制約を見せ場に変える―平山郁夫美術館(一九九七年)
第7章 防災を備えた壮麗な伽藍―醍醐寺・霊宝館と伝法学院(二〇〇〇年)
著者等紹介
今里隆[イマザトタカシ]
旧姓・杉山隆。1928年東京に生まれる。1949年東京美術学校(現東京藝術大学)建築科卒業。1949~64年吉田五十八(日本芸術院会員、東京藝術大学名誉教授)研究室勤務。1964年杉山隆建築設計事務所創設。1968年神奈川県優良建築コンクール優秀賞受賞(天嶽院庫裡)。以後、数多くの賞を受賞。1988~91年東京藝術大学客員教授。所属団体;(一般社団法人)日本建築学会(公益財団法人)五井平和財団理事(公益財団法人)国際茶道文化協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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