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内容説明
1970年代、学生時代をともに過ごし、愛し合い、認め合っていたスタインとソルルン。ところが、ある“出来事”をきっかけに、突然の別れがやってくる。30年の歳月が流れ、思い出のホテルで、偶然に再会するふたり。離れていた時間を埋めるかのように濃密なメールのやりとりが始まる。なつかしさ、せつなさ、苦い思いを胸にふりかえる青春の日々。ふたりは、たがいに片時も忘れることのなかった“愛”を確認していく。そしていつしか、封印していたあの“出来事”の核心へと話が及んだとき…人生を操るのは“運命”なのか“偶然”なのか。衝撃のラストに心震えるおとなの哲学ミステリー。
著者等紹介
ゴルデル,ヨースタイン[ゴルデル,ヨースタイン] [Gaarder,Jostein]
作家。1952年ノルウェー、オスロ生まれ。高校で哲学を教えるかたわら執筆した『ソフィーの世界』が世界各国で驚異的なベストセラーとなる。その後、作家活動に専念。夫人のシーリ・ダンネヴィクとともに環境と持続可能な開発に貢献した人や組織に授与する「ソフィー賞」を設立
畑澤裕子[ハタサワユウコ]
翻訳家。上智大学大学院文学部ドイツ文学科博士後期課程修了。現在、大学でドイツ語担当非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。