21人の輪―震災を生きる子どもたちの日々

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140815571
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

内容説明

東京電力福島第一原発から38キロの距離にある相馬市立磯部小学校。その6年生が被災の痛手を負いながらも、友達や先生との絆を支えに、少しずつ前向きに生きる姿を取り戻し、卒業していく―。被災地の現状と子どもたちの心の動きを1年にわたって記録した、静かな感動をもたらす、みずみずしいノンフィクション。

目次

第1章 14人ではじまった新学期
第2章 避難所での友情
第3章 500キロ離れた約束
第4章 仮設と夏休みとハンバーグ
第5章 いつもと違う秋
第6章 わたしの磯部小学校
第7章 20年後の同窓会
第8章 すべてが変わってしまった年
第9章 あの日から1年
第10章 さようなら磯部小学校

著者等紹介

杉浦大悟[スギウラダイゴ]
1973年、神奈川県横浜市生まれ。NHK制作局青少年・教育番組部専任ディレクター。99年、NHK入局。国際放送局、千葉放送局などを経て現職。児童虐待や不登校など、過酷な状況下にある子どもたちの問題を取り上げたドキュメンタリー番組を多く制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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masa

16
本の表紙にある、20人の小学5年生が手を繋いで大きな輪となって写るクラス写真を撮影した11ヶ月後、あの震災と原発が福島県相馬市に住む彼等の生活を一変させる。本書は卒業までの一年間を追ったルポ。津浪で学友や肉親を失ってもなお、放射能から避難していく友達を思い、親の助けにまでなろうとする健気さに涙腺が緩む。普段、子供は大人が庇護するものと捉えがちだか、彼等の持つ光が大人達に希望すら抱かせることに、秘めている可能性を感じて頼もしく思った。成人した彼等が故郷の相馬を、東北を牽引することを期待して…。15452015/03/15

かりん

4
4:《震災後一年間、小6生たちを追ったドキュメンタリー。》積読本。何と言うか、この本を積読してしまう自分が腹立たしい。東北への思い、どこ行ったんだ。21人の輪とは、表紙の写真。震災前に撮られたものです。震災後の「絆」を描くというよりも、震災によって「絆」の一部を奪われてしまった小6生たちが、少しずつ現実を受け止め、「絆」を修復したり、新しくしたりしながら強くなって行く様子を描いています。TVが本になったものなので、比較的ライトな語り口。ただ、それが本当の「回復していく姿」なのだと思います。もちろん道半ば。2014/02/18

LANA

0
震災関連の生々しいニュース映像は見てたけど、この番組を見てなかったことを後悔。 1年間丁寧に子どもたちを追ってて、読みやすく子どもたちの映像が目に浮かんで、筆者さんの優しい眼差しに最初からなんかウルウルする。 震災関連のドキュメントの本を読んだのは実は意外にも初めてだったことに気付いた。 震災のその後、は人それぞれでこれからもそれは続くのだけど、それでもしなやかに生きていく強さ、現状に不満だとかそんな些細なことに悩んでいる自分を反省。 本当に素敵な本でした。ありがとう!2024/02/05

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