内容説明
「私が死んだら、きみが葬式で弔辞を読んでくれ」ユダヤ教のラビからの突然の依頼に、とまどうミッチ。断ることもできず、いつ来るとも知れぬその日のために取材を開始する。長い間、宗教とは距離をおいてきた彼は、「なぜ宗教を理由に人々は殺し合うのか」「神が人をつくったのなら、なぜ人は悪事を働くのか」など、ラビに日頃の疑問を投げかける。取材が八年におよぶなか、ミッチはひとりのキリスト教の牧師と出会う。人種も宗教も異なるふたりの宗教家との交流は、かたくなだったミッチの心に新たな価値観をもたらすことに…。
目次
春(偉大なる「逃げ隠れ」の伝統;ラビとの対話;小さな歴史;ヘンリーの人生;神のファイル;平和の家;信仰としきたりの日々;しきたり;春の終わり)
夏(私たちの失うもの…;共同体;アルバート・ルイスのことをもう少し;最大の質問;なぜ戦争か?;幸せ;夏の終わり)
秋(教会;豊かさとは何か?;教会;老いる;教会;良い結婚;あなたの信仰、私の信仰;私たちに残されているもの…;感謝祭;秋の終わり)
冬(冬至;「善い」と「悪い」;カスの話;謝る;真実の瞬間;天国;教会;さようなら;弔辞;私たちが残していくもの…;エピローグ)
著者等紹介
アルボム,ミッチ[アルボム,ミッチ][Albom,Mitch]
作家、スポーツ・ジャーナリスト。そのほか、映画脚本、舞台脚本なども手がける。チャリティ活動に精力的に関わっている。妻ジャニーンとミシガン州在住
小田島則子[オダシマノリコ]
大学非常勤講師
小田島恒志[オダシマコウシ]
早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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