内容説明
子どもたちの生きる力を育てた“3つの教え”。(1)想定を信じるな!(2)どんなときでも最善をつくす。(3)率先避難者になる。東日本大震災の被害から児童を守った「いのちの防災教育」。釜石市の指導をもとにした「自分たちの防災マップをつくろう」を収録。
目次
子どもたちが未来への光
巨大津波がおそってきた!―3月11日、鵜住居小学校の子どもたち(大きなゆれが学校を、町をおそった;逃げる中学生のさけぶ声 ほか)
津波をのりこえた子どもたち―釜石の子どもたちにめばえた生きる力(釜石をおそった津波;釜石小学校の子どもたちの活躍 ほか)
こわさを知ること、逃げること―釜石市の防災教育(おおぜいのいのちを一瞬でうばう津波;生きのびるための「避難三原則」 ほか)
自分の「いのち」を守るために―いま、みんなに伝えたいこと(身のまわりの危険について考えよう;自分のいのちは自分で守る子へ ほか)
著者等紹介
片田敏孝[カタダトシタカ]
1960年生まれ、岐阜県出身。群馬大学大学院教授。2010年より広域首都圏防災研究センター長をつとめる。災害社会工学専門。2011年、釜石市における津波防災教育が高く評価され、日本教育再興連盟賞受賞。災害への危機管理対応、防災教育のあり方等について研究しながら、岩手県釜石市などでは、防災・危機管理アドバイザーとして活躍し、地域での防災活動を全国各地で展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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