目次
第1回 ロックイン―偶然を運命に変える?
第2回 コミットメント―自分を縛るのがポイント
第3回 ヴェブレン効果―高価格の魔力
第4回 心の会計―カネに色をつけるな!
第5回 スクリーニング―見知らぬ輩はふるいにかけろ!
第6回 勝者の呪い―勝つは負けるの始まり
第7回 レントシーキング―ムダな争いはやめましょう
第8回 規模の経済性―大きいことはいいことだ?
著者等紹介
吉本佳生[ヨシモトヨシオ]
エコノミスト(経済学者)。1963年三重県紀伊長島町生まれ。専門:生活経済学、国際金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
17
【ヴェブレン効果】見せびらかすために買う場合、価格が高くなるほど満足度も高くなる。【スノッブ効果】他人があまり持っていないモノを持つことが満足度を高める。【バンドワゴン効果】同じモノを持っている人が増えるほど、自分が消費したときの満足感が高まる。池上さんが分かりやすく学べるなら、吉本さんは面白く学べます。2017/03/17
アイスマン
12
企業が政府官庁に働きかけ、自ら都合がよくなるように規制を設定、または解除させる事で利潤を得ようとする活動を「レントシーキング」という。この活動は社会全体でみれば無駄であり、これが「規制緩和=社会の効率化」の根拠になっている。•••との部分が特に印象に残った。ナットク。2017/03/12
poke
5
身近なことを題材に解説してくれるので、イメージしやすくて簡単に理解できる。とてもいい本だと思う。このシリーズ続けてほしいです。100円SHOPを例えに出したヴェブレン効果や、教育資金の話に納得。2010/09/26
もりの
3
経済学の基礎の言葉が例とともに説明してある。想像しやすい。2016/02/09
ちおりん
3
TACの経済学テキストには出てこない知識用語(スノッブ効果など)が、身近な事例を交えてわかりやすく解説してある。絵が多く、すぐに読めてオススメ。2011/01/13