内容説明
ハルバースタムの再来と絶賛された若きジャーナリストは何を見たのか?ファルージャでは、若い米軍兵士のあとについて銃撃戦の中を走り回り、カンダハールでは、地雷原を楽しげに飛び跳ねる子どもたちに大声を張り上げる。非常事態と日常が交錯する戦地で、米軍兵士、住民、宗教指導者、反政府軍兵士などを丹念に取材。時代、国境、宗教を超えた人間の本質に迫る。全米書籍批評家協会賞、「ニューヨーク・タイムズ」紙年間ベストブック。
目次
第1部 アフガニスタン、カブール―一九九八年九月(唯一の娯楽;凶兆;ジャン)
第2部 イラク、バグダッド―二〇〇三年三月(希望と悲しみの国;愛しています;略奪;空にかざした手;堕落;チャーリー・マイク;自爆攻撃;ペアランド;消え行く世界;名ばかりの民主主義;マフディー軍;プロテウス;反乱と内紛;迷宮;ファック・アス;タフガイ;変化;故人)
著者等紹介
フィルキンス,デクスター[フィルキンス,デクスター][Filkins,Dexter]
1961年生まれ。「ニューヨーク・タイムズ」紙の海外特派員。2000年からアフガニスタンとイラクに赴任。2003年から2006年まで「ニューヨーク・タイムズ」紙イラク支局の一員として働いたあと、2006年にハーバード大学ニーマン基金の特別研究員、そして2007年と2008年にはハーバード・ケネディ行政大学院のカー人権政策センターの特別研究員として勤務した。2002年のアフガニスタンからの報道がピューリッツァー賞の最終候補になるなど、これまでにも数多くの賞を受けた
有沢善樹[アリサワヨシキ]
1965年富山県生まれ。翻訳家。神戸大学文学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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