内容説明
２１世紀の人類が抱える課題について、日本の各界の第一人者が世界のキーパーソンに徹底インタビュー。未来を切りひらくヒントを探り、道しるべを提示します。
目次
１ 温暖化はどこまで進んでいるのか（人類が経験したことのない危機；１９８１年に発表した論文；アース・オブザービング・システムと地球の平均気温 ほか）
２ 低炭素社会をつくる（スターン・レビューの衝撃；炭素税と排出量取引；先進国と途上国 ほか）
３ 中国・環境汚染との戦い（深刻化する中国の環境汚染；社会体制と環境汚染の関係；環境保護のための法整備 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi_u
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地球温暖化についての三つのインタビューです。科学者ジェームズ・ハンセンさんと毛利衛さん、経済学者ニコラス・スターンさんと枝廣淳子さん、法律家王燦発さんと植田和弘さん。科学（調べて真実を知ること）と経済（対策を行った際のコストと行わなかった際のコスト）、そして法律（実施に必要な公的な規則）と、温暖化対策を行う為に必要な分野の専門家の意見が聞けます。百ページ程の薄い本ですから、満足の内容という訳にはいきませんが、それぞれの分野の端緒となり得ると思います。2015/03/09
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