感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほーらん
1
レンゾ・ピアノに対するイメージが変わった。ゲノアの水族館やポンピドゥーセンターなど、その場所のコンテクストを度外視したようなデザインはあくまでも前衛的であり、そこには都市全体に向けた彼の哲学があった。2023/08/08
TAKAMI
1
旧市街地保存地区にピアノによって建てられたポンピドゥーセンター、また安藤忠雄の鉄筋コンクリートは、決して周りの景観と調和しているわけではなく、挑戦的だ。しかしそれらには、その地域、クライアントの継承してきた歴史、文脈を、その時代に応じて新たに継承しているという点で調和している。と、お互いがお互いを褒めていた。安藤忠雄のRC建築が自然と調和的だというのは面白い。普通はコンクリートって切断的でマッシブなのに。いや、マッシブではあるんだけど。2013/05/28
katar
0
私は建築は門外漢の文系人間だが、この本は専門用語などはなく建築に流れるテーマ・建築に対する哲学についての話だったので面白く読めた。伊勢神宮の話で20歳~40歳は下積みで40歳~60歳に実際に成果を残すみたいな話が印象に残った。自分は生き急いでるのかなぁという気がしたのだ。2012/05/21
今を生きる
0
「個人の夢の連鎖が希望に満ちた未来へ世界を導いてくれる。夢想だけでなく諦めないこと。」例えばピアノの911後のNYtimesビルに込めた思いに希望を感じ、モチベーションとなる。透明で公共に解放された空間こそ人々の不安を払しょくし、安全に近くなる。2024/04/28
-
- 和書
- 山に向く窓