老いて賢くなる脳

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  • サイズ B6判/ページ数 266,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140811450
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0045

出版社内容情報

「人の名前が覚えられない」「ものの名前がすぐに出てこない」「席を立ったが、用事を思い出せない」などなど、身に覚えはありませんか?それを年のせいにしていませんか?確かに年とともに記憶力をはじめ脳の機能は衰えていくものです。しかし、私たちの脳には、加齢による機能低下を補っても余りある能力、経験の蓄積によって得られる力が備わっているのです。本書の著者、臨床医にしてニューヨーク大学医学部の教授であるエルコノン・ゴールドバーグは、それを「wisdom(知恵)」といいます。本書では、認知神経学の立場から、記憶のメカニズム、人間がもつ「知恵」の仕組みを探求し、人間の潜在能力に光を当てていきます。若いことが評価される昨今、円熟した能力=「知恵」にスポットを当てた最新の脳サイエンスです。

内容説明

なぜ年をとっても驚くほど知的で高度な仕事をやってのける人がいるのか?どうすればその能力を高めることができるのか?認知神経科学の第一人者が「知恵」のメカニズムを探究。人間の潜在能力に光を当てた最新の脳サイエンス。

目次

あなたの脳の一日
脳の四季
脳は老いてこそますます盛んになる
知恵は国境を越える
パターン・パワー
メモリーレーンの冒険
いつまでも消えない記憶
知恵を生みだすからくり
意思決定の最前線
未知のこと、旧知のこと―脳の右と左
脳の重心移動
プロザック号のマゼラン
夏の盛り
脳は使えば使うほど元気になる
パターンを増やす脳ドリル

著者等紹介

ゴールドバーグ,エルコノン[ゴールドバーグ,エルコノン][Goldberg,Elkhonon]
認知神経科学者、臨床神経心理学者。ニューヨーク大学医学部神経学教授。臨床医療、認知神経科学の研究、教育の三本柱で活躍中。ニューヨーク在住

藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

4
2015/02/21

まめなやつ【多摩市多摩センター整体マッサージ】

1
老いてもニューロンは発達する。 老化によってパターン認識力が向上する。 脳は使えば使うほど鍛えられる。 それが痴呆予防にもなる。 右脳はネガティブ、左脳はポジティブ。 右脳が先に老化する。 新しい経験は右脳、パターン認識は左脳で処理。 まとめると、年をとって知的に怠けてると後で泣きを見るってことで。2015/10/29

noriyorino

1
脳は筋肉と同じように使えば使うほど発達する。年を取るごとに左脳の方をより多く使いがちになり右脳が衰えていくので右脳を意識的に働かせるように心がける2014/06/09

ピエール

1
脳の仕組みについて非常に具体的で面白い事例を交えて解説してくれています。まず第一に、精神活動とは、脳の活動であることが分かっていない人が多数いるというところから始まるのですが、なるほど、そう言われてみればと、感心します。それから、アルツハイマーの分析結果をいろいろと紹介してくれます。これを読むと、歳をとって脳が劣化することに対する諦めが、わずかながら緩和され、多少希望の光が差してきます。頭を使うことに多少でも興味のある人にはとても面白くて良い本だと思います。2012/05/23

0422

0
とてもいい。左脳と右脳の役割新たにした。2016/09/03

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