内容説明
表具は、稀代の目利きたちがその出来を競ったという美意識の結晶。作品との調和や破調が醸しだす味わい、歴代の所蔵者がこめた思い…。日本有数の総合芸術、鑑賞のツボとは。
目次
1のツボ 勝ちすぎず引き立てる
2のツボ 裂が生みだす時の味わい
3のツボ 達人の美意識を味わう
著者等紹介
鈴木心[スズキシン]
写真家。1980年、福島生まれ。2005年、東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。現在、アウラ(AURA)所属。個展「under construction site」「サテライト」などを開く。05年、平遙国際写真芸術祭(中国)に参加。賞歴には、04年「エプソンカラーイメージングコンテスト藤原新也賞」、05年「第24回ひとつぼ展写真グランプリ」、「第28回写真新世紀佳作」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はちてん
24
「美の壺」シリーズは雰囲気だな。この本もサッパリ参考にならない写真が多い。雰囲気の紹介だからだろう。これはこれでいいか。放送されていた番組は面白かった。2014/04/11
雅瑞
1
【図書館】メディアワークス文庫『路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店』を読み、表具と言う名前を知り&意識するようになって興味を持ったのですが、そんな時偶然図書館でこの本が目に入ったので借りてみました。文字数少なめで読みやすいのですが、説明文と写真を一緒に見ながら理解を深めたい私にはちょっと分かりにくいなといった印象(ページが飛ぶので)。写真も分かりにくかったです。良さが伝わってこないというか…。基礎中の基礎的なことだけノートに書き取り、ま、とりあえず基本だけは覚えようと思います。2014/10/02
Zn
0
適当にとったけど意外とすきな本かも。学校の授業だと名称とか軸の扱いは教えてくれるけど味わい方とか楽しむポイントって教わらないし。2013/11/15
hiro6636
0
掛軸を彩る表具の世界2020/03/07