内容説明
自身の顔の腫瘍を子どもたちに触ってもらう「ふれあいタッチング授業」。今だから伝えたい、患者の立場から説く教育・医療・福祉の未来図。
目次
プロローグ 運命の顔に生まれて
第1章 母に学ぶ看護学
第2章 弱い立場に寄り添う医療と看護
第3章 子どもたちへ、教師たちへ
第4章 医療と福祉の未来図
エピローグ 「人間の絆」で温かな社会を
著者等紹介
藤井輝明[フジイテルアキ]
1957(昭和32)年、東京都国立市に生まれる。中央大学経済学部、千葉県立衛生短期大学第一看護学科卒業。筑波大学大学院体育研究科修士課程、名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。飯田女子短期大学専任講師、岐阜医療技術短期大学助教授、熊本大学医学部保健学科看護学専攻教授を経て、2005年10月より鳥取大学大学院医学系研究科教授。医学博士、看護師、行政書士。顔に病気や傷などを抱える人たちに対する差別・偏見をなくすために、小・中・高校などでの講演・交流活動をはじめ、熊本県人権センター講師やハンセン病元患者が暮らしている国立療養所「菊池恵楓園」にて看護部の研修指導にあたるなど幅広い社会活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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