内容説明
素朴な仏像の面影のなかに日本人のこころを追い求め、半世紀にわたって全国を巡った著者の、地方仏紀行の集大成。丹後、丹波、但馬、大和盆地、摂津、紀州路、熊野路など、210余の寺、400の仏像を紹介。
目次
丹後に育った仏像たち
丹後街道の周辺
綾部街道から丹後、舞鶴へ
丹後山地の仏たち
山陰道を往く
周山街道、かつての鯖街道を歩く
清滝と大悲山の修験聖地
瀬田川、宇治川の仏たち
木津川が育んだ仏たち
大和街道と奈良街道〔ほか〕
著者等紹介
丸山尚一[マルヤマナオカズ]
大正13年(1924)、東京・本郷弓町に生まれる。出版社勤務を経て、美術評論家。美術への興味は広範囲に及ぶが、特に日本の平安期木彫仏に日本的フォルムを感じ、その姿を追って全国を巡る。平成14(2002)年9月没
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