内容説明
士魂の散華・新選組と会津藩。風雲急をつげる幕末動乱の時代、信義に生き武士道に殉じた男たちがいた。
目次
1 明治維新とは何であったか
2 動乱の京都―松平容保の守護職拝命
3 新選組の誕生
4 池田屋事件
5 大政奉還から鳥羽伏見の戦い
6 白虎隊の悲歌
7 土方歳三の転戦
8 五稜郭・新天地への夢
9 一藩流罪・斗南の風雪
10 明治を生きぬいた会津魂
著者等紹介
早乙女貢[サオトメミツグ]
1926年中国ハルビンに生まれる。戦後、山本周五郎に師事し、尾崎秀樹・伊藤桂一らとともに同人誌「小説会議」を創刊。1968年同誌連載の『僑人の檻』で第六〇回直木賞を受賞。1971年より月刊「歴史読本」に連載した『会津士魂』(全十三巻)で第二三回(1989年)吉川英治文学賞を受賞
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感想・レビュー
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Humbaba
17
歴史というものは,見方によって大きく変わってくる.例え事実しか書かれていないとしても,その解釈の仕方によって与える印象は全く別のものになる.真実か否かは勿論重要だが,その上でどのような意図で書かれたかを理解することが大切になる.2013/04/21
えなが
5
考え方が偏り過ぎかなぁ…私はもうちょっと公平に書いて欲しかったです。まだちょっとしか読んでないけどリタイア…2015/01/16
チュルちゃん
2
図書館の除籍本。多少、薩長批判の観念が強いかなと言う気はするけど分かるは分かる気はする。最後の明治を生きた会津の章が良かった。逆境に負けず生き抜いた方々が格好良かった。山川捨松さんの事をもっと詳しく知りたい気もした。この方の大河とか面白そう。八重の桜をしっかり見直してみたくなった。本文中、維新から130年と書いているのが時代の経過を感じた。2024/04/29
t-takeda
1
年末にYOUTUBEで白虎隊を見て幕末にはまりました。明治維新って美化されてますが、違う側面も見れた気がします。やはりずるがしこい人間が世の中勝つものなのかと考えさせられました2012/01/13
yoshi
0
会津藩から、みた明治維新。新撰組の支援体制や松平容保の最後まで正をつ貫く姿など新発見が面白かった。2013/07/20
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