水素エコノミー―エネルギー・ウェブの時代

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  • サイズ B6判/ページ数 342,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140807842
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0030

内容説明

エネルギー源を所有する者が世界を制するという世界構造は、人類史における常識だった。その結果、都市一極集中型経済、国家間の貧富の格差、地球温暖化など、現代社会にはさまざまな問題が山積している。化石燃料の枯渇を目前にした今、人類は新たな世界経済システムを創造する「好機」を迎えている。文明評論家リフキンは、世界中が平等に供給・消費できる水素エネルギー・ウェブ(HEW)の構築を提唱する。石油に頼りすぎた現代人の必読書。

目次

第1章 異なる世界観のはざまで
第2章 ハバートのベルカーブを滑り落ちる
第3章 エネルギーと文明の興亡
第4章 化石燃料時代
第5章 イスラム教という波乱の要素
第6章 世界の破綻
第7章 現代社会の弱点
第8章 水素エコノミーの夜明け
第9章 ボトムアップによる新しいグローバル化

著者等紹介

リフキン,ジェレミー[リフキン,ジェレミー][Rifkin,Jeremy]
アメリカを代表する文明批評家のひとり。ワシントンD.C.にあるFoundation on Economic Trendsの代表を務めるとともに、1994年から、Wharton Schoolの特別研究員として、科学とテクノロジーの新しい流れと、グローバル経済や社会環境に対するそれらの影響に関して、世界各国の最高経営責任者や企業重役に講義を行っている。現代社会を総合的に分析、批評し、その視野の広さとデータの緻密さには定評があり、多くの国家元首や政府高官のアドバイザーなども務める

柴田裕之[シバタヤスシ]
1959年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科・アーラム大学(米国)心理学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめタンク

3
2019年307冊目。出版されたのが2003年なので、それから15年近く経った今の事情とは少し異なります。要約すれば、水素を活用し、分散型電源を構築する事でクリーンでエコな社会を実現出来るという内容の本です。ただ、水素に関しては未だに否定派も多くAmazonのレビューでは根本的にエネルギーについての認識がズレているのではないか?という批評もあります。本書の前半がピークオイルについて、というのも過去の話ですね。2019/12/07

takao

1
燃料電池による分散型電源 ピークカットにもなる2016/09/02

Ryan

0
2003年に書いたとは思えない、今でも十分に通じる本。米国シェール革命を予見できなかったのは仕方ないかな。2021/04/03

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