胡錦涛―21世紀中国の支配者

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140807743
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0031

内容説明

胡錦涛とはいったい何者なのか。日中戦争中に茶葉商人の家に生まれた秀才はしだいに頭角を現し、四〇代で胡耀邦総書記の大抜擢を受ける。貴州省、チベット自治区書記として振るった辣腕を〓小平に見込まれ、最高指導者へとのぼりつめた。本書は、その生い立ちまで遡り、いまだ謎に包まれた新指導者の姿を明らかにする。さらに総書記就任後の最新分析も加え、二十一世紀の中国の行方を予測する。

目次

第1章 龍は龍を生み、鳳は鳳を生む
第2章 清華大学の好青年
第3章 大黄河のほとりで
第4章 中央政界の新人
第5章 貴州高原で腕を磨く
第6章 文官初の「チベット駐在大臣」
第7章 天は大任を下す
第8章 江沢民と胡錦涛
第9章 アメリカと渡り合う
補章1 胡錦涛の時代
補章2 胡錦涛の中国と日中関係

著者等紹介

楊中美[ヨウチュウビ]
1945年中国江蘇省生まれ。上海華東師範大学卒業。1981年に来日し、立教大学で博士課程修了。米ハーバード大学の特別研究員などを経て、1989年から1993年まで雑誌『民主中国』の編集長を務める。1994年から現代中国研究センター代表。現在、横浜市立大学、法政大学講師

趙宏偉[チョウコウイ]
1954年中国遼寧省に生まれる。吉林大学卒業。1986年に来日し東京大学大学院で研究、1993年に博士号取得。現在、法政大学キャリアデザイン学部助教授。専門は、中国政治と東アジア国際関係

青木まさこ[アオキマサコ]
1964年神奈川県生まれ。法政大学卒業、文学修士。法政大学講師、翻訳家
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でん

0
現代中国に関する本は初めて読んだので、特に共産党の変遷とその雰囲気を知るのにはとてもよかった。ほんとにあんなに赤いんだ、というのが最初の感想。本のタイトルと、これから国家主席になるという書かれた時期から仕方ないというか当然だと思うけども、胡錦濤全面賛美。失政など一つもないスーパーマンとして書かれていて違和感が。逆に毛沢東の老害感が際立って見えた。2013/02/15

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