内容説明
パレスチナ人を踏みつけることは自分の任務でない―「汚い戦争」を止めるために、良心の自由を保つために、声を上げた兵士たちがいる。本書には、そんな人たちの手紙や声明文約40通を掲載。
目次
第1章 「大隊長殿、…」(予備役兵からの手紙 二〇〇〇年秋~現在)
第2章 徴兵された若者からの手紙
第3章 「一人でも拒否する勇気」(予備役兵からの手紙 一九七二~八八年)
第4章 「平和への道」(予備役兵からの手紙 一九八九~九九年)
著者等紹介
キドロン,ペレツ[キドロン,ペレツ][Kidron,Peretz]
ウィーンにて出生。家族は1938年のナチス進駐後に英国に逃れた。1951年に高校を卒業し、イスラエルに移住。ガザ地区との境界にあるキブツで15年を過ごした。1972年にキブツを離れ、作家、翻訳者、ジャーナリスト、ラジオ・コメンテーターとして活動するとともに、ラディカルな政治運動に参加。後にイエシュ・グブウルの活動家となった。エルサレム在住
田中好子[タナカヨシコ]
1982年以来パレスチナ問題に関心をもち、1986年「パレスチナ子どものキャンペーン」設立に参加。パレスチナやレバノンの難民キャンプで、子どもの教育、保健、人権に関する支援事業をコーディネート。また、国連パレスチナ問題NGO国際調整委員会委員、同アジア地域調整委員会委員を歴任。パレスチナのNGOはもとより、イスラエルの平和団体や各国NGOとも関係が深い。1988年以来イエシュ・グブウルのメンバーを日本に招聘し、その運動の紹介につとめる
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Saiid al-Halawi
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