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イスラエル 兵役拒否者からの手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140807538
  • NDC分類 393.2
  • Cコード C0095

内容説明

パレスチナ人を踏みつけることは自分の任務でない―「汚い戦争」を止めるために、良心の自由を保つために、声を上げた兵士たちがいる。本書には、そんな人たちの手紙や声明文約40通を掲載。

目次

第1章 「大隊長殿、…」(予備役兵からの手紙 二〇〇〇年秋~現在)
第2章 徴兵された若者からの手紙
第3章 「一人でも拒否する勇気」(予備役兵からの手紙 一九七二~八八年)
第4章 「平和への道」(予備役兵からの手紙 一九八九~九九年)

著者等紹介

キドロン,ペレツ[キドロン,ペレツ][Kidron,Peretz]
ウィーンにて出生。家族は1938年のナチス進駐後に英国に逃れた。1951年に高校を卒業し、イスラエルに移住。ガザ地区との境界にあるキブツで15年を過ごした。1972年にキブツを離れ、作家、翻訳者、ジャーナリスト、ラジオ・コメンテーターとして活動するとともに、ラディカルな政治運動に参加。後にイエシュ・グブウルの活動家となった。エルサレム在住

田中好子[タナカヨシコ]
1982年以来パレスチナ問題に関心をもち、1986年「パレスチナ子どものキャンペーン」設立に参加。パレスチナやレバノンの難民キャンプで、子どもの教育、保健、人権に関する支援事業をコーディネート。また、国連パレスチナ問題NGO国際調整委員会委員、同アジア地域調整委員会委員を歴任。パレスチナのNGOはもとより、イスラエルの平和団体や各国NGOとも関係が深い。1988年以来イエシュ・グブウルのメンバーを日本に招聘し、その運動の紹介につとめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

来訪者

8
先日図書館の中をうろうろしてる際に偶然見つけたので借りてきました。この地域は見る角度を変えると180°見方が変わる歴史的背景があると思います。ですので私の見解を書くのはここでは遠慮させて頂きます。今なお続く紛争の現実、当事者たちの葛藤等が生々しく語られており正直読むのは辛いです。高校生62名の兵役拒否ですが、あまり自信ないのですがこれ随分以前TV(NHK)でやってたのを何となく見てたような記憶が、、映像で見た時、17,8歳時の自分に親と違った国防の見解を持てただろうかと衝撃を受けた記憶があります。2012/02/20

Saiid al-Halawi

3
徴兵制を敷くイスラエル軍では、兵役拒否に関して大別して2種類存在する。まず、兵役そのものを拒否する良心的兵役拒否があり、そしてもう一方には明白に国際法に反する占領地/入植地での任務のみを、国防のための活動ではなく占領地における侵略行為として拒否する選択的兵役拒否がある。「良心的」とはいうものの、軍の占領地での行為はパレスチナ側から一層の抵抗を招くものとして、純粋に国防にとって不利益となっていることを明言し、それを拒否の根拠にしている点が当事者たちによって語られていて、面白いと感じた。2011/08/26

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