内容説明
NPO・NGO活動とグローバル化の波・企業・行政・教育現場の改革・特許・著作権・知的所有権―徹底した現場取材と各界識者による分析と示唆が、日本の行方を明示する。
目次
第1章 グローバル化と市民社会(国家を超える市民パワー―国際政治に挑むNGO;パネルディスカッション グローバル化と日常のあいだ;市民ネットワークとインターネット―グローバル化するインターネットにおける言語の問題 ほか)
第2章 組織―かわる中央集権システム(情報革命が組織を変える―崩れゆくピラミッド組織;組織変革とデジタル技術;「組織改革」は日本企業を救うのか ほか)
第3章 “知”は誰のものか(“知”は誰のものか―インターネット時代の大論争;「知的所有権」の終焉;「知」が生み出す「財」 ほか)
著者等紹介
水越伸[ミズコシシン]
1963年生まれ。東京大学大学院情報学環助教授。情報技術とメディアを人間や社会の側からとらえるソシオ・メディア論に取り組む
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