内容説明
なぜ若者たちは「オウム」に走ったのか。
目次
麻原彰晃
ポーカーフェースの男・豊田亨
法廷で苦悩する男・広瀬健一
ピカレスクの主人公・岡崎一明
文系のおかしな奴・端本悟
麻原を愛し三児の母に・石井久子
師弟を超えた妻の立場・松本知子
「殺人マシン」の男・林泰男
死者のない路線で死刑・横山真人
背徳弁護士の見本・青山吉伸
東大人脈の中心的存在・富永昌宏
美人妻に悩む実行犯・富田隆
紅唇による布施あつめ・飯田エリ子
「神聖法皇」の茶坊主・井上嘉浩
最後まで麻原の警護役・新実智光
「帯広のぼくちゃん」化学者・遠藤誠一
「医師の使命」なき男・中川智正
著者等紹介
佐木隆三［サキリュウゾウ］
１９３７年４月１４日生まれ。福岡県立八幡中央高校卒業。八幡製鉄所勤務のかたわら執筆活動を続け、６３年『ジャンケンポン協定』で新日本文学賞受賞。退職後、一時沖縄に移住し、復帰運動にかかわる。７６年『復讐するは我にあり』で直木賞受賞。９１年『身分帳』で伊藤整文学賞を受賞。法廷での綿密な取材をもとに犯罪の全貌を描き出す手腕には定評がある。２００１年に著作一〇〇冊を達成した
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感想・レビュー
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e r i .
2
端本悟、横山真人、富永昌宏、富田隆の記述あり。2017/04/18
るりこ
0
膨大な量のオウム裁判の資料を有名な16被告ごとにコンパクトにまとめてある。井上嘉浩さんの知らなかった情報(両親もオウム真理教信者になってしまっていた等々)が知れて良かった。 横山真人の人となりを知りたいと思い、この本を読んだけど、読んでもあまり印象に残らないタイプの人だなと思った……。2016/07/27
ちゃるみん
0
裁かれた幹部16名の法廷での様子や来歴など。どういうわけか早川、土谷、林郁夫など事件の中心的人物と思われる幹部が取り扱われていないのが残念。2010/05/20
鈴と空
0
2006年以前
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