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内容説明
世界の美術館で異彩を放つ中華文物。その多くは清王朝末期に流出した宮廷秘宝であった。秘宝流転の謎を新資料から解明するドキュメント。
目次
プロローグ すべては義和団事件にはじまった
第１章 略奪の深き闇―義和団事件を追え
第２章 秘宝は海を渡った
第３章 日本人骨董商、北京登場
第４章 未知の中国秘宝、日本に上陸
第５章 稀世の青銅器コレクション
第６章 日本人骨董商、欧米にのりこむ―拡大する秘法の流出
第７章 西欧美術界への衝撃
エピローグ 略奪の行方―秘宝流出と世界への浸透
著者等紹介
冨田昇［トミタノボル］
１９５２年、東京都生まれ。東北大学文学部中国哲学科卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。第一期日本学術振興会特別研究員（東京大学社会科学研究所所属）。現在、東北学院大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
