内容説明
エコロジーの破局か、エコノミーの破滅か―未来世代の希望につながる「第三の道」はあるか?ファンタジー作家M・エンデに導かれ、音楽家・坂本龍一とともに、「未来を奪う経済学」を撃ち、地域通貨の実践と銀行の胎動を紹介する。
目次
対話・プロローグ エンデの遺言をどう読み解くか(坂本龍一×河邑厚徳)
第1章 未来を奪う経済学
第2章 地域通貨・さまざまな実践
第3章 地域通貨はどこへ行く?
論考 地域通貨から何が見えてきたか―実体経済と貨幣経済の非対称性(森野栄一)
第4章 変わる銀行・生まれる銀行
第5章 オルタナティブな銀行が始まった
第6章 環境と共存めざす銀行・地域を支える銀行
対話・エピローグ 「お金と銀行」のこれからを問うこと(坂本龍一×河邑厚徳)
著者等紹介
坂本龍一[サカモトリュウイチ]
1952年東京都生まれ。東京芸術大学作曲科をへて同大学院音響研究科修士課程を修了。78年に初のソロアルバム『千のナイフ』リリース後、YMO結成。82年、映画『戦場のメリークリスマス』に出演、音楽を担当。83年にYMO解散。87年、『ラストエンペラー』に出演、音楽を担当し、アカデミー賞・グラミー賞などを受賞。映画音楽をはじめ、ソロ、各国ミュージシャンとのコラボレーションなどで活躍する一方、アースデイや地雷ゼロキャンペーンなどにも参加
河邑厚徳[カワムラアツノリ]
1948年生まれ。71年、東京大学法学部卒業後、NHK入局。主に教養番組でドキュメンタリー担当。手がけた番組は「NHK特集シルクロード」「NHKスペシャル・アインシュタインロマン」「NHKインターネットドキュメンタリ・地球法廷」「未来への教室」シリーズなど多数。現在、NHK放送総局エグゼクティブプロデューサーとして、2003年テレビ放送開始50年の企画全体を担当
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