木曜日のボール

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  • サイズ A5判/ページ数 133p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140806173
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

ボールをめぐる70の写真ともう一度会いたい人たちのこと、もう二度と会いたくない人たちのこと、そして、自分のこと…。55のお話。

目次

エジプト―nobody plays football there
キュウリ―cucumber,caterpillar,or football
タクシー―a taxi driver in Buenos Aires
アタカマ―the most beautiful stadium
オマーン―you need a visa in some countries
新年―new millennium in Rome
火事―fire!!!
ゾウさん―elephants’ World Cup 99
ナポリ―Napoli e Napoletano
スペイン―my first trip〔ほか〕

著者等紹介

近藤篤[コンドウアツシ]
1963年愛媛県今治市生まれ。上智大学外国語学部スペイン語学科卒業。86年、大学卒業後中南米を放浪、ブエノスアイレスにて写真を始める。94年に帰国。現在は東京都世田谷区在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hope

27
Numberで近藤篤さんの写真を眺めていたら、無性に読み返したくなって、本棚から引っ張り出した。さびれた町の片隅で、突き抜けるような青空のもとで、土の匂いに囲まれて、言葉がなくても、下手くそであっても、仲直りできなくても、仕事で失敗しても、日々の食べ物に困っても。年齢も貴賎も場所も人種も宗教も超越して、子供達は夢中で、大人達は何かを祈って、ボールを蹴っている。ただ、フットボールが好きだという思いを乗せて。旅をして誰かに出会うという経験も、ボールがそこにあるだけで、ほら、こんなにカラフルになる。2019/11/30

すらっぱ

3
沢木こーたろーだったら、全五巻くらいにしただろうな…と思わせる内容を、ぎゅ~っと1冊に押し込んだ! 読んでいてスゴクお得な感じ。ワクワクするような話を、もったいぶることなく披露して来る。文章はお世辞にもうまいとはいえないけど、そんなことどうだっていいんですよ。上手い文章が読みたければ小説読むし。ただ、惜しむらくは失敗談が少ない。俺の人生すごい!さわやか!で終わってる感じ。せっかく性病にかかったのなら、かかるときの過程をもっと書いてよーって思う。2014/01/08

山吹

2
昔、週刊サッカーマガジンを買った時にこの人の連載は読み飛ばさずに読んでいたよな…と思い出して購入。…もっと早くに読めばよかった。写真にサッカーボールが入るだけで躍動感が、リズムが、ユーモアが、生命力が、あふれ出してくる不思議。近藤さんの写真、すごい。2016/07/18

こばちん

2
サッカーやりたくなる。と言うか、無性にボールが蹴りたくなる…。2013/06/29

check2012

2
素敵な本、素敵な人生2012/08/14

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