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内容説明
異国に生きた日本人の群像。南米に「楽園」を夢見た人々が目の当たりにした現実とは―。悪戦苦闘しながらも力強く生き抜いた移住者たちを追い続けた長編ルポルタージュ。
目次
第1部 乗船名簿AR29(南米定期船「あるぜんちな丸」;ブラジル移民;移住―光と影)
第2部 アマゾン開拓記(ある移民夫婦の歳月;アマゾン移住者たちの光芒)
第3部 移住31年目の群像(ブラジルに賭けた夢の行方;破産国家の荒波;大瀑布轟く大地に生きる)
著者等紹介
相田洋[アイダユタカ]
1936年旧朝鮮全羅北道(現韓国)生まれ。60年、早稲田大学法学部卒業後、NHK入局。『ある人生』『乗船名簿AR29』『核戦争後の地球』『自動車』『電子立国日本の自叙伝』『マネー革命』などドキュメンタリー番組を多数手がける。慶応義塾大学教授を経て、現在フリーのドキュメンタリーディレクターとして活躍中。2000年、紫綬褒章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
主殿頭
0
今の生活に満足しているのならば、わざわざ移住しないのであって、移住者は新天地に何を求めたのか。 悲喜劇ある中で、空手家の物語が面白かった。
うみ
0
BSでこのドキュメンタリーを観てた。明治早々からの海外移民の中でもブラジル関連を拾い読み。 ヨーロッパ人がアメリカ大陸に来る→先住民の強制労働と感染症での人口激減→黒人奴隷の導入→奴隷制度廃止→日本人移民受入れ→「満蒙開拓」で激減→第二次大戦後の復員引揚による人口余剰の解消で移民→日系3世や4世の還流→日本での生活で困難を抱える 時間と空間を越えた人の移動のスケールと、個人の人生の航跡は、とてもじゃないけどすぐ授業テーマに昇華させるのは無理だ。2021/06/06
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